>>29にヒントです。
>>39にもヒントです。
>>54にもヒントです。
>>66にもヒントです。

こんにちは。
いろいろなところから、地味にパクってすみません。新学期の腕ならしに、さくっと解いて、るんるん気分になりませんか。


栄子ちゃんは、大学に通うために親元を離れ、セキュリティの良いマンションに一人暮らし。
そんな彼女のもとに届いた一通の手紙。

それは栄子ちゃんの母親からでした。
「やった。仕送りはいくらかしら。」

御風呂に入って、ゆったり電気を消して…
明日は休みだし、夜更かし夜更かし。
アロマキャンドルの香りの中、
封を切りました。

「栄子。いまさらぶっちゃけてごめん。実はうちの家系は、代々魔物払いの家系なの。
わたしも、ほんとはNGマートのパートさんじゃなくて、いつも魔物と戦っていたのよ。
栄子もそろそろ能力に目覚めるころよ。聖なる矢を召喚し魔物を撃ち破るのよ。魔物はどこにいるかって？大丈夫、
魔物のほうからこっちの気配を感じて来てくれるわ。じゃあね。」

「お母さん…なんの冗談なのよ。よりによってこんな深夜に読まなきゃ良かった」

…そのとき、インターホンの音がなり響きました。

ちょっと今何時だと思ってるのよ。
…まさか、もう？？
栄子ちゃんはパニックになりました。
とにかく怖いのでインターホンには出ず、
取り合えず暗闇をソロソロ進み、すぐそこに誰がいるのか、
玄関の覗き穴から恐る恐る覗いてみました。
誰もいません。

さらに鳴るインターホン。穴から見ていても誰もうつりません。
「やだ…魔物の癖に嫌がらせが地味に人間レベルだわ…」
2重になっている鍵が２つともかかっていることを確認。３つついてるチェーンも確認。
これで大丈夫ね…

実はこの時、新米魔物払いに手荒い挨拶をしに
銀座コーギーコーナーの菓子折りを持って、ちぇるしーが訪れていたのです。

翌日、となりのおばちゃんに言われました。
「昨日、深夜に帰ってきたんだけど、なんか不気味な人があんたん家のピンポン押しまくってたわよ。
あたしが追い返しといたから。セールスは８時までだってね。」

ちぇるしーはどこにいたのでしょうか。