このクイズのヒント
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ヒント知らないよ
このクイズの参加者(6人)
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真偽の扉
難易度:★★★
いはら 2011/04/04 12:44 目を覚ますと見知らぬ男が僕の顔をのぞきこんでいた。
「お、起きたようだな」 僕は上半身をおこすと周りを見渡した。かなり大きな部屋だ。 男の後ろにはさらに数人の男女が見える。 僕は壁際の床に寝ていたらしい。頭がずきずきする。 一体なんでこんなところにいるのだろう。 ・・・バイトを終えたあと、自分の部屋のドアを開けたところまでは覚えている。 そのとき血まみれの人が倒れているのを見たような気がするけど、気のせいだよね? まあ彼らに聞けば事情が分かるだろう。 「ここはどこですか?あなた達は?」 ・・・ うーむ。彼らも知らないうちにここにいたらしい。 何者かが僕たちを眠らせてここに運びこんだのだろう。 時計や携帯電話、財布などは取り上げられたようだ。 その代わり首には不気味な首輪がはめられている。 金属性で簡単には外れないようだ。 みんなの首輪には一桁の数字が書かれている。 僕の首輪にも2という数字が書かれているそうだ。 どうやら苗字と数字が対応しているらしい。 今この部屋にいるのは次の8人。最後の数字は首輪に書かれている数字。 一柳ロダン(イチヤナギロダン)1 二瓶タシヤ(ニヘイタシヤ)多分2 三浦イノコ(ミウライノコ)3 四谷ダザキ(ヨツヤダザキ)4 五木テルス(イツキテルス)5 六車ナダオ(ムグルマナダオ)6 七里タカト(シチリタカト)7 八神ニシヨ(ヤガミニシヨ)8 部屋には一つだけドアがあり、そのドアには「全員このドアの前に集まるべし」と書かれているらしい。 僕たち8人はドアの前に移動することにした。 全員がある程度ドアに近づいたところで、ドアがゆっくりと開き始めた。 「おお!開いたぞ! 」 「これで帰れるのね! 」 僕はそんなに甘くはないだろうと思ったが口にはしなかった。 ドアの向こうは薄暗い通路になっていて、先は見えない。 全員で通路を歩いていくとつきあたりに大きなドアがあり、次の文章が書かれていた。 お客様各位 「・・・何これ? 」 「嘘でしょう 」 「ぶさけてやがる 」 「いやーーーーー 」 ・・・(続く)
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