a2011 を計算するとき、累乗の定義のまま計算しようとすると、 a2011 = a × a × … × aというように、乗算を 2010 回行わなければならない。これでは計算が面倒なので、乗算を使う回数をなるべく減らしたい。何回まで減らせることができるか。ただし、乗算以外の演算と、a とこれまでの演算で求められた数以外の数を使用してはならない。
次のように a2, a4, …, a1024 を計算する。 a × a = a2 a2 × a2 = a4 a4 × a4 = a8 : a512 × a512 = a1024この時点で、乗算は 10 回用いている。ここで、a2011 を a2011 = a1024 × a512 × a256 × a128 × a64 × a16 × a8 × a2 × aと計算すると、ここで乗算は 8 回用いるので、合計 18 回 で計算できる。
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