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天才ダニエルY〜もう一人の探偵〜
難易度:★★★★
Σ 2010/08/17 21:26 皆さん、お久しぶりです。今回は私宛に届いた一通の手紙についての事です。送り主はジェームズという名の男で、内容は以下のようなものでした。
{あなたは影の名探偵として有名だ。その頭脳ゆえに数々の事件を解いていった。世間から一目を置かれる人物であるのはまぎれもない事実である。だが、私はそんなあなたと会って一度、勝負をしたいと思い、この手紙を書いた。 私も一応、探偵をしていて、かなり難解な事件を解決に導いている。だから、頭脳の面では私も自身がある。決して私を侮らないことをお勧めする。最後に会うのは今週の日曜日にしよう。君と会えることを楽しみにしている…。ジェームズより} 「ジェームズ…か」 それから時が経ち、女性を狙った殺人事件が発生した。 その捜査を依頼され、現場に行くと、無残な被害者女性の遺体があった。 同行した刑事もこの光景を見ていた。 「これは酷い…。内臓が取り除かれている…。人間の仕業には思えないな。」 「こんなことができるなんて、切り裂きジャックみたいだな…。」 「今まで、このような遺体は私でも見たことがありませんね。」 その最中、一人の男性が私たちの前に立ちどまり、いきなり喋り始めた。 「あなたがダニエルですね。」 「そうですが、何か私に用事でも…?」 「私はジェームズというものです。忘れましたか?」 「ジェームズ…ああ、あの手紙の差出人ですか。」 「そうです。本当にあなたとお会いできて光栄です。」 「こちらこそ、それで用件は?」 「手紙にも書きましたが、この事件、どちらが先に解決するか競争しませんか?」 「なんだか、金田一少年に出てくる明智刑事みたいなことをいいますね。」 「実際、そうですが…とりあえず、私は捜査を始めますので。それでは失礼。」 ジェームズは冷たい目をしていて、見ていると鳥肌が立つほどだった。 それでも、彼に思ったことを話そうとした。だが… 「私は、この事件は後で連続殺人事件にまで発展しかねないそれで提案なんだが、協力してこの事件を解決にみちびかない…」 「言ったはずですよ。君と対決すると…!」 そう言ってジェームズはその場から去って行った。 「私も捜査を始めるか…。」 現場周辺はとっくに警察が捜査をしているので、そこから離れた場所で捜査をすることにした。 「何もないな…こっちも探してみよう。」 独り言を言う私。一方ジェームズは私とは反対側にいた。 それぞれ、見つけたものはいろいろあった。 「何か手掛かりは…ん?これは、サバイバルナイフ!でも、これがどうしてこんな所に…?」 「なんだこれ…!うわっ!」 私はこれがはじめどういう意味か分からなかった。なぜサバイバルナイフがあるのか。そして無残にも切り刻まれていた遺体。そして、ジェームズが見たもの…これらが意味するものとは…一体?とりあえず私はジェームズの声の方へ向かった。 「どうしたんですか?ジェームズ。」 「大量の血痕が地面にあるのを見つけたんだ。」 「まだ、血痕は新しいですね。おそらく、被害者女性のものですね。」 「ダニエル、君の持っているそれは凶器かい?」 「いや、絶対それはない。なぜなら、〜だからね。」 「そうだな、じゃあいくら現場を探しても何も見つからないかもしれないな。」 「…可能性はあるな。」 その後、事件の犯人は女性を殺そうとした所を一般人に見られ、警察に逮捕されました。 問 〜に入る言葉を答えてください。(ただし、答えは一つだけではありません。) 出来るだけ、考えられる言葉を入れてください。
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