このクイズのヒント
-
ヒント知らないよ
このクイズの参加者(12人)
広告

広告
広告
広告
クイズ大陸関連書籍
![]() ![]() |
![]() |
![]() |
![]()
難易度:★
![]() ![]() こんばんは。クロウです。
うちは宝石商ということもあり、じっくりと腰を据えていろいろ見てくださるお客様も多く、ついでの世間話も出たりします。 今日はそう言ったお客様の一人の話をしたいと思います。 一枚の紙を手にした彼女は、部屋にある鏡台の前に座りました。 鏡に映った自分に、問いかけるために。 毎朝彼女が変わっていくのを見ていた鏡は、また、彼女の誰にも見せない真実を知っている物でもあるのです。 十年かかって育んだそれを、あっさりと手放して本当に後悔しないのか。 十年。 一昔とは言うけれど、人が一年で終わることを三年もかかるほどのスローペースな彼女にとって、 その年月は決して短いものでは有りませんでした。 決めてしまえばもう、取り返しは付きません。 これからの十年を考えると、元のように……など、可能性はゼロに近いでしょう。 鏡の中の自分に問いかけました。 「本当に良いの? 後悔しないの?」 側のゴミ箱に、当然ながらその紙を捨ててしまうという選択肢も有るのです。 彼女は目を閉じました。 再び目を開けたとき、彼女は強く決意してその手を動かしました。 一回、二回、三回と……。 そんな出来事が有ってからの数日後。 ご来店いただいた彼女は肩の荷を降ろしたかのように、見違えるほど明るくなっていました。 彼女の身も心も軽くしたある出来事とは一体なんでしょうか? ---- すでに私の前振りすら書く隙も無く、クロウに占拠されてしまいました。(つ_<。) よろしくお願いします。m(_"_)m ペコ
|