奈須高校２年Ａ組のある日の放課後

瀬川 相馬（せがわ・そうま）は新聞部インテリ君、中木 始（なかぎ・はじめ）に呼びとめられた。

「瀬川君、お時間よろしいですか？」

「・・いいけど？」

「２年Ｂ組に美少女コンテストでグランプリを取った子がいる事はご存じですよね？」

「ああ。シホの事だろ？」

「やはり呼び捨てにするくらいの仲なんですね。実はそんなあなたにしか聞けない事なのです」

「なんだそれ？」

「実は、奈須野高校新聞に彼女の特集ページを作って欲しいと言う要望があり、
直接彼女に尋ねたのですが
『２ - Ａの瀬川 相馬が詳しく知ってますから。』
と、軽くあしらわれてしまいました。
・・わたしは彼女のようなつれない態度をとる女性がタイプなのですがね。」

「・・・。」

「ははは・・冗談ですよ。本題に戻って、彼女の好きな食べ物とかご存知ですか？」
中木はニッコリと微笑む。

たしかに相馬は志保子の好みは熟知している。
しかし、なにを隠そう
相馬はクイズ研究部の部長であった。
そんな相馬にいたずら心と暗号好きの好奇心がムクムクと浮き上がる。

実際に志保子が好きな食べ物は〇〇〇〇
（☆に設定５つあります。〇の数は関係ありません）

しかし、相馬は結局志保子が本当に好きな食べ物ではなく、
ある暗号から導きだした食べ物を中木に教えてしまう。

「ふむ。なんだか予想外です。
彼女のイメージには似合わないですね。まあ、人の好みは人それぞれか・・。
瀬川君ありがとうございました。ではまた、次号もよろしくお願いします。」

「・・お断りだ」

中木は相馬の返事を聞きながし、笑いながら教室を後にした。

数日後

出来上がった新聞の内容を見て志保子は相馬に激怒した。

「私がいつこれを好きだと言った？
私の好きな食べ物も覚えて無いなんて、彼氏として恥ずかしくない？」

「シホ！聞いてくれ！実は新聞部にこう答えたのには訳があるんだよ。
俺からシホへのあるメッセージを込めたからなんだ」

「・・・。また相馬お得意の暗号？なら、しっかりと私が解いてあげるわ。
怒るのはそれからにしてあげる。」

「お・・恐れ入ります。」

問題
志保子の好きな食べ物を相馬は何と答えたのでしょうか？
（理由もあわせてお願いします。）

※『 好きな食べ物がなんなのか 』だけをお答えいただいても正解にいたします。
・・が、より完璧を目指す方がいらっしゃれば
相馬から彼女へのメッセージがなんなのかをお答えいただけると感服メダル進呈いたします

☆は５つ、彼女が本当に好きな食べ物
（すべて『カタカナ表記』）

☆一覧
１）シホだけに〜・・？　　「シホガスキ」まで「ス」が足らない。
２）ナイスな食べ物 　　　　大陸名物、２文字で。
３）酸っぱくて病み付き　　「ス」がきいてます。
４）そ〜馬だけに・・・　　　生肉です。
５）正解！ではありませんが考え方はバッチリです☆この方向性のまま行けば・・！？
「しほこ」を組み替えると出来る、少しマイナーなお菓子
解説　>>32
ヒント>>180