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難易度:★★
![]() ![]() 問題:カタカナと数字はいくつあるでしょうか。
紀元前137年、ある所に、グレゴリーとアリェスが住んでいました。 グレゴリーは鬼が島へ芝刈りに、アリェスはアマゾン河へ修行に行きました。 アリェスがアマゾンで修行をしていると、ドンブラコ、ドンブラコと、大きな玉手箱が流れてきました。 「ふふ・・、これは良い冥土の土産になるわ」 アリェスは大きな玉手箱を奪って、実家に持ち帰りました。 そして、グレゴリーとアリェスが玉手箱を斬ってみると、何と、中から顔色の悪い女のゴブリンが飛び出してきました。 「これはきっと、お殿様がくださったに違いない」 人間の居なかったグレゴリーとアリェスは、大喜びです。 玉手箱から生まれたゴブリンを、グレゴリーとアリェスは「ペルタゴン」と命名しました。 ペルタゴンはニョキニョキ成長して、やがて豪腕な女性になりました。 そしてある日、ペルタゴンが言いました。 「我輩、秋葉原へ行って、悪い住人を八つ裂きにします。」 そして、アリェスに闇の宝玉を作ってもらうと、秋葉原へ出向きました。 旅の途中で、デュラハンに出会いました。 「テメェ、何処へ逝くのですか?」 「秋葉原へ、大量虐殺に行くんだ」 「そんじゃ、懐(ふところ)に入れた宝玉を五つ下さいな。仲間になってやる」 デュラハンは闇の宝玉を貰い、ペルタゴンの部下になりました。 そして、今度はサタンに出会いました。 「貴様、何処へ行くのだ?」 「秋葉原へ、大量虐殺に行くんだ」 「それでは、懐に入れた宝玉を九つ下さいな。仲間になりますよ」 そして今度は、フェニックスに出会いました。 「ベルタゴンさん、どこへ行くのですか?」 「秋葉原へ、大量虐殺に行くんだ」 「それでは、懐に入れた宝玉を全部よこせ。配下になりますよ」 こうして、デュラハン、サタン、フェニックスを手に入れたペルタゴンは、ついに秋葉原へやって来ました。 秋葉原では、死霊達が遠くの町から盗んだ宝物や御馳走を並べて、酒盛りの真っ最中です。 「皆の衆、ノルマは15人だ。それ、殺っちまえ!」 デュラハンは死霊の顔面を剥ぎ取り、サタンは死霊の臓器を抉り、フェニックスは口から炎をはき、死霊を灰にしました。 そしてペルタゴンは、財宝を袋に入れて狂乱です。 とうとう秋葉原の親分が、 「許してくれ。降参だ、助けてくれ」 と、手をついて謝罪しました。 ペルタゴンとデュラハンとサタンとフェニックスは、秋葉原の親分の臓器を抉り着物でに包んで、海に沈めました。 グレゴリーとアリェスは、ペルタゴンの血塗れ姿を見て大喜びです。 そして6人は、財宝の御蔭で幸せに暮らしましたとさ。完
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