ヒミツ

分からない
太郎君が「わからない」と言ったのは
次郎君が赤２つでは無かったから。
つまり次郎君は自分に１つは白い髪飾りが付いていることが分かる。
ここで太郎君が白２つなら次郎君は赤白
太郎君が赤２つなら次郎君は白白で有ることが分かる。
つまり、次郎君が赤白の場合、太郎君は白２つ。次郎君が白２つの場合太郎君は赤２つだと分かる。

わかる　　　　　太郎をｔ、次郎をｊ、赤飾りをｒ、白飾りをｗとします。
ｒが２で、最初わからないということはｔもｊもｒｒではない、ｔがｗｒの場合、
ｊはｗｗとｗｒの２通り考えられる為、ｊは自分の色がわからない。
ｔがｗｗの場合、ｊはｗｒしかありえない
ｊがわかるのはｔがｗｗの時だけなので、ｔも自分がｗｗとわかる

白を２つ着けていた太郎君が分からないといったので、次郎君は自分が赤白を着けていることが判ったんです。

太郎君が次郎君を見て自分の飾りの色が分かるのは、次郎君が赤の飾りを２個つけているときだけ。
太郎君が分からないと言ったということは、次郎君は�@白、白、�A赤、白のどちらかである。
同様に、太郎君が赤２個ならばすぐに次郎君が「白２個」と答えるので、太郎君の飾りの色も�@白、白、�A赤、白のどちらかである。
従って太郎君が白、白の時は次郎君は赤、白と分かる。
但し、太郎君が赤、白の時は、次郎君は「白白」「赤白」のどちらかは分からないが、次郎君が「わかった！」と言ったということは、太郎君は「赤白」ではなく「白白」だったということになります。当然太郎君も、次郎君が分かったと言ったことで自分の飾りが「白白」と分かったでしょうね。