このクイズのヒント
-
ヒント知らないよ
このクイズの参加者(15人)
広告
広告
クイズ大陸関連書籍
|
取扱説明書をよく読んで
難易度:★★★
つのだくん 2009/04/03 21:01 「お前どうしたんだ!?」
僕は眼帯を片目に巻いたBを見て叫んだ。 「すみません、ちょっとミスってしまいました。」 Bはうつろに笑ってごまかそうとする。こういうときは何か情けない事情があるときだけだ。 唐突だが、僕とBは殺し屋仲間で、ある組織の一員だ。Bは先月入ったばかりの新人で、僕は三年前から働く上司。こんな怪しい集団にBが入ることができたのは、運動神経と反射神経が著しく優れていると認められたからだ。なんでも、入ってくる前は「左利きのスーパースポーツマン」なんていう変なあだ名がついていたぐらいだったのだ。 そのBが、初仕事を受け持ったときに片目を失明したのだ。理由をBはなぜか教えてくれない。とりあえず、聞き出せた数少ない情報を教えよう。 先日、あるビルの屋上に夜中に呼び出された政治家を殺すようにBは命じられた。方法は自由とされていたのだが、運動神経のいいBはなんと、わが身かわいさゆえに絞殺や殴殺ではなくライフルでの狙撃を選んだ。隣のビルから銃殺するという、非常によくあるものだ。ただ、ライフルはこの殺し屋組織のものではなく外国から密輸したものを使用した。そして、自分で説明書を見ながら予定通りその政治家を銃殺することはできた。しかし、そのときにあるミスをしたせいで、片目を失明したとBは言うのだ。別に、政治家のほうからレーザーポインターとかを当てられたわけでもなく、自分のミスだとも言っていた。 さて、僕はこの謎が未だに解けていない。どうか読者のみんなに助言を依頼したい。健闘を祈る!
|