今回は「茜と甲斐の事件簿」の番外編です
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隣でうめき声が聞こえる・・・・
僕が横を向くと
「腹が・・・痛い・・・ 」
隣の席の甲斐がうめいている
「聡（さとし）助けてくれ・・・死にそう・・・」
聡というのは俺の名前だ
「どうしたの 」
「何か気持ち悪いんだ、ようするに腹痛だよ。ふくふく」
『ふく』が二つで　ふく２→ふくつう→腹痛　ということだろう
疲れるセンスだ
「それなら保健室にいけば 」
「この状況で先生に言うのは僕にはできない」
確かに今の教室の雰囲気は重い
どうしてかって？それはな・・・・・

先生の机の中にトカゲを入れるというバカなことをした奴がいた
犯人はこのクラスにいるらしい
そして先生が犯人は出てこい！と言っている（怒鳴っている）

普通に言えってか？
だけどな・・さっき「トイレに行ってきます」と言って出ていった奴がいたんだ
先生は「行ってこい」と言ったが無茶苦茶にらんでた（見境無く怪しんでるな）

「仕方ないな、僕が代わりに言ってあげるよ」
そう言って俺は胸を張る

「先生！」
「何だ、伊崎（いざき）」
みんなが俺を見てるが俺は甲斐のために頑張る！
「○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○」
俺が話すと先生の顔が赤くなった
恥ずかしいのでは無く怒ってるようだ・・・・え？怒ってる？
「伊崎！こんな時にふざけたこというな！」
えーーー！！ 何で！
周りを見るとクスクス笑っている男子や、「ひど〜い」と言ってる女子がいる
甲斐は驚いた顔をしたが、その後ため息をついた
俺・・・・何か変なこと言った？
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さて問題です

伊崎　聡　はなんと言ったのか？

意味があっていれば正解とします
これだけだと難しいかもしれないので途中でヒントを出します

実はこの問題実際に起きそうになったことをアレンジしたんです
僕の隣の人が体調不良だったんです
そして近くの子が聡と同じセリフを言いかけたんですよ
僕と隣の人が必死で止めたからよかったですが
もちろんこんな状況ではありませんでしたよ