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太陽探偵の名解決ファイル 其の一
難易度:★★
秋と やあ、こんにちは。僕は名探偵、太陽 光也。自分で名探偵と言うのもなんだけどね。でも、いくら僕が名探偵だと言っても、「光也様」なんて呼び方をせずに、ふつーに「太陽さん」でいいよ。
ところで僕は助手の月君と一緒に「太陽探偵事務所」を開いているんだ。で、今日は刑事が僕に推理してほしいことがあるから、相談に来るって言っていたけど・・・・ 「ピーンポーン」 あ、来た来た。僕と仲のいい刑事、星君がね。 星「こんにちは〜太陽さん、先日お話した事件と言うのはこのような事件です。」 太陽「ん?どれどれ・・・・」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 犯人 霧島茂雅 被害者 的場四郎 重要参考人 堀尾友仁 犯行動機 みんなに「お前、ゴローなんだろ?」と呼ばれたのがいやだったらしい。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 月「は?意味不明じゃあないですか。」 星「ではこちらの詳しい犯行当時のやり取りが記録してある書類を見せます。」 太陽「それを早く見せろよ・・・・」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー その日、霧島、的場、堀尾の3人は、『大学を浪人した人々で作る会』のオフ会に参加していた。 的場「あれ?「3人以上兄弟が居る人で作るチャット」の堀尾さんが、なぜここに?」 堀尾「たまたまだろ。」 的場「堀尾さんは3浪して、4人兄弟でしたよね。僕は4浪で、4人兄弟ですけども・・・・」 堀尾「ああ、そうだったな。」 的場「ん?後ろの彼はなんなんですか?」 堀尾「ああ、ゴローだよ。」 的場「ゴロー!ホントですか。うわ〜大変だなあ。でも僕たちよりすごい人もいたもんですねえ。」 (このやり取りを、霧島はずっと後ろで聞いていました。) その後・・・・・ 的場は、霧島の家が自分のうちの斜め前だと知りました。そして、同じ予備校に通っていることも知りました。 その次の日、「霧島はゴローだった」と言ううわさが立ち始め、それから1週間するとみんなに「お前ってゴローだったんだ・・・大変だね。」といわれみんなが慰めてくれる始末。 すっかり混乱した霧島に一つの考えが浮かび上がりました。 「的場が、俺が五浪(つまり、大学五回浪人)だと言うことを言いふらしたんだな!!」 こうして、霧島は凶行に走ってしまったのだった・・・。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 星「これは、どういうことでしょうか?」 太陽「う〜ん。ああ、わかったぞ!」 みなさんも、なぜ事件が起きてしまったのか分かったら囁いてください。 ※問題文が非常に分かりにくいですが、そこのところは大目に見てください。
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