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このクイズの参加者(6人)
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難易度:★★★★
![]() ![]() 瀬尾内科医院院長殺害事件を一部改訂しました。
以前より解きやすくしたつもりです。また、人名を多少変えさせて頂きました。 でも、DMの表すものなどの設定は変えていません。 次第にこの事件の全貌を明らかにしていくつもりです。 まだ、手掛かりが少ないので多くの人が解らないとは思います。どんな答えでも構いませんので、気軽にどんどん参加して下さい。下のコメントも見て下さい。 この物語はフィクションであり登場する人物等の名称はすべて架空のものです。 人物等で不快な思いをさせてしまったらすみません。 3月×日 瀬尾内科医院の院長室で、当医院の院長、瀬尾志朗(せおしろう 63)が殺害されているのが発見された。 普段の院長室の間取りは、扉を開くと左手には、手前から本棚、洋風の茶箪笥(洋酒の入った箪笥のようなもの)、その上には、ブロンズの像が置かれていた。奥にはテレビが備わっていた。 そのテレビが見やすいように中央(左奥より)に大きな机と椅子が置かれていた。机上には左からノートパソコン、灰皿、電話が置かれていた。 扉から見て前方(机の右)の壁には、小窓が設けられていた。その下は自宅のガレージとなっていた。 右の壁には、院長の趣味である絵画が飾られていた。 殺害当時、被害者は机に平行に椅子とともに倒れており、右上にノートパソコンが落ちていた。 高木「死因は頭頂部を強打されたことによる撲殺。恐らく、凶器は、扉の手前(被害者から見て)に落ちていた灰皿だと思われる。部屋を荒らしてないことからすると、怨恨の可能性が高いな…。」 日下「第一発見者は、被害者の妻、瀬尾美由紀(せおみゆき 55)。夕飯の準備が出来たので電話をかけたが、応答がないので院長室に行くと…。」 「広範囲に血痕が付着してますねぇ。」 高木「おそらく犯人は、派手にやったのであろう。」 血痕は机の上、椅子、後方の壁、本棚と扉の方まで飛び散っていた。 日下「被害者の右手人差し指、薬指、小指に血液が付着していました。パソコンには《すhhhhhh》の文字が…。」 高木「これは、ダイイングメッセージだな…。」 日下「被害者は、人差し指を「く」、中指を、「に」薬指を、「ら」、小指を「め」の位置に置いてありました。また、「の」、「め」、「せ」、「ら」、「り」、「く」、「こ」、「Enter」、「→」、「Caps Lock英数(左隅)」のキーにも血痕が付着していました。しかしおかしなことに「す」には血痕が付着していませんでした…。なぜでしょうか?」 高木「…分からんな。」 しばらくして、誰かの叫び声が聞こえた 高木と日下がその声のもとに駆け寄ると、そこには一人の男が腰をぬかしていた。 高木「……これは…一体どういうことなんだ。」 日下「すぐに、鑑識を呼んできます。」 そこには、血の付着したブロンズ像が転がっていた…。 高木「警察だ。今しがた、殺人事件が起こった。で、君は?」 男 「瀬尾志朗さんにこれを届けに来たのですが…。」 高木「わかった。それはこちらで預からせてもらう。何か、あなたにお伺いすることがあるかもしれないので、お名前と住所、電話番号、職業を教えてください。」 男 「わかりました。名前は新宿一郎(しんじゅくいちろう 21)、住所は新宿区新宿×‐△、電話番号は090‐○○○○‐××××、郵便配達員をやってます。」 高木「どうもありがとう。」 差出人は東京太郎。名前も住所も電話番号も全てでたらめだった。 高木が封書の開けてみると、中には「これを公表してやる。絶対に許さない」と書かれた紙切れとCD-ROMが入っていた。マスコミにも送られたが、マスコミの手に渡る前に回収することができた。さて、CD-ROMの中はというとカルテが入っていた。 捜査本部にて 日下「高木さん、鑑識の結果が出ました。司法解剖の結果、死亡推定時刻は診療の終わった午後6時から奥さんが電話をかけた7時24分までの約1時間半の間です。死因はやはり鈍器で殴られたことによる出血死。被害者は頭頂部を2度殴打されていたそうです。灰皿とブロンズ像に付着した血液は、共に被害者のものと一致しました。指紋は検出されませんでした。」 高木「CD-ROMの中のカルテは、いずれも被害者が医療ミスした患者のものだった。」 そのCD-ROMの中身これだ↓。 麻生三郎(あそうさぶろう) 199●年△月△日初診。翌年7月×日死去(享年 65歳)。 瀬尾医師は適正な検査を行わず、肺ガンを喘息と誤診。つ 家族構成…妻、長男 佐伯順子(さえきじゅんこ) 198×年×月●日初診。同年3月×日死去(享年 24歳)。 瀬尾医師は汚染された血液製剤を用い、被害者は後天性免疫不全症候群(エイズ)を発症した。インフルエンザにて死亡。 家族構成…幼い頃に両親が離婚し母親に育てられるが、8歳のころ母親が交通事故で死亡。姉とともに叔母夫婦に引き取られた。 捜査の結果、以下の容疑者が浮かび上がった。 ・瀬尾美由紀(せおみゆき 55)…志朗の妻 志朗の遺産目当てで結婚した。志朗に多額の保険金を掛けていた。 ・瀬尾和夫(せおかずお 34)…美由紀の連れ子 志朗はじめ兄弟に虐げられていた。職に就かず、自由奔放の生活を送っている。いわゆるニート ・瀬尾則子(せおのりこ 25)…長女 美由紀の愛人との間に生まれた子という噂も…。才色兼備で医師を志し医大に通う。男遊び、いわゆるホストにはまり、医院の金を持ち出していたことが志朗に見つかりトラブルが絶えなかった。 ・菅原春香(すがわらはるか 23)…次女 美貌はあったが、頭が悪く志朗夫妻から虐げられていた。志朗は春香を利用してギャンブルや女遊びで作った借金を返そうと企んでいた。春香はそれを知っていた。 ・菅原徹(すがわらとおる 27)…春香の夫 志朗とは犬猿の仲。春香の誹謗中傷をされたり、嫌がらせを受けたりしていた。某大学病院に勤務。しかし、志朗のせいで昇格できずにいた。 ・熊谷紅実子(くまがやくみこ 49)…家政婦 瀬尾家、とくに志朗にこき使われていた。雇い主の志朗に懇願しても辞めさせてはもらえなかった。 ・緒方澄江(おがたすみえ 21)…瀬尾内科医院の看護師 志朗からセクハラを受けていた。紅実子と同じく辞めさせてもらえなかった。 ・麻生稔(あそうみのる 33)…患者 麻生三郎の息子 補足 ・瀬尾志朗(せおしろう 63)…被害者 地元の暴力団と繋がっているといわれている。 この事件の真相と犯人を推理して下さい。
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