○月○日××救急病院、近づくサイレンの音

当　直　医　「ああ、新聞は休みのようだね」
当直看護士　「先生なに言ってるんですか、いきますよ」
当　直　医　「日銀の新券ですね、ash,ash」

救急隊員　　「患者は歩道橋の階段の下で頭から血を流して倒れていました、意識はありませんが、心音もしっかり
　　　　　　　　してますし呼吸も正常です」
当　直　医　「わかりました。まずは傷の手当をやります。そのあとX、000を、念のためCTも撮りましょう」

処置終了後

倒れていた男「う・・・」
当　直　医　「気がついたようだね」
倒れていた男「ここは・・どこですか・・」
当　直　医　「××病院です。あなたは救急車で運ばれてここに来ました。ところでご家族の方に連絡を取りたいの
　　　　　　　　ですが名前と電話番号を教えていただきませんか。あなたの身分がわかるものが何も見当たらないんで
　　　　　　　　すよ」
倒れていた男「・・名前・・ですか・・、なまえ・・」
当　直　医　「え？」

当　直　医　「本当に何も思い出せないの」
倒れていた男「はあ」
当　直　医　「困ったな・・」
倒れていた男「これって記憶喪失というやつですか」
当　直　医　「確かに頭を強く打ってますから、あるいは。しかし本当に何か自分のことがわかるもの持ってないの」
倒れていた男は自分が着ていた服を探りながら「鍵はどこにでもあるような鍵だし、財布の中は小銭が少々と、おや？なんだこの紙は」

その紙にはこう書かれていた。

　　　　　アルー・キイカリ
　　　　×１２１÷１２、０００
　　　　×２０２５．３６５７２
　　　　×０．０６７７８４
　　　　×３×１２
　　　　÷６．２５

当　直　医　「もしかしてドクロの人？」
倒れていた男「は？なにがなんやら・・誰か私の名前を教えてください」

ひでぽんさん勝手に駄洒落ネタを使いましたすいません。