犯人は「いつか」

アキラ「夜中に家の窓から見た人は、ぼうしを被ってなかったねぇ…。」
→北側

アキラ「家を出て左隣の人がこの事件の被害者。」
→左端ではない
→北側はアキラ・被害者・誰か（順不同）

アキラ「オレの家は角じゃないね。」
→右端でもない＝北側の真ん中
→北側は誰か・アキラ・被害者の順

れいね「家を出て右隣の家のドアの下から大量の血が流れ出ていて…。」
→南側（北側の誰かの位置は右隣に家がない）の真ん中か左端

いつか「家の窓から、ズボンのすそに血がついた人が歩いて行くのを見た」
→南側＝れいねと同じ側なので向かいにはなれない

れいね「夜中に電話のベルが鳴って、その時、向かいの家には灯りがついていました。」
りょう「夜中に散歩してる時、電話ボックスで電話をかけてる人を見た」
いつみ「夕方からベッドに入ってずっと灯りを消して寝てました。」
→りょう、いつみともにれいねの向かいではない（電話がなった時に明かりが消えてる）
※いつみの”ずっと”＝朝までずっとと解釈（強引か？）
→れいねの向かいはアキラ＝れいねは南側の真ん中

いつみ「夜中に電話を発信した人がこの事件の犯人」
りょう「夜中に散歩してる時、電話ボックスで電話をかけてる人を見た」
→りょうは犯人ではない

れいね「夜中に電話のベルが鳴って、その時、向かいの家には灯りがついていました。」
→れいね、アキラ犯人ではない（アキラは電話が鳴ったとき在室）

いつみ「夕方からベッドに入ってずっと灯りを消して寝てました。」
→”ずっと”を「朝まで」の解釈でOKなら犯人ではない（電話掛けてない）

アキラ「家を出て左隣の人がこの事件の被害者。死因は絞殺」
→自殺ではない（「被害者」「絞殺」という言葉が嘘ではないので）

犯人になりうるのは・・・「いつか」のみ！

アキラ:通行人の上半身を見たこと、角ではないことから、No.1の配置図でいう�Aの家。絞殺された被害者は�B。
いつか:通行人の下半身を見たので、南側の住人。
れいね:右隣に家があることから、�C�Dのいずれか。
いつみ:外出していないので犯人ではない。明かりを消していたので、れいねの向かいではない。�@�D�Eのいずれか。


電話の発信は（町の外からも含めて）一回のみであるから、
れいねがベルを聞いた時に電話ボックスにいた人が犯人。つまり、れいねは犯人ではない。
りょうは発信者を見たので犯人ではない。かつ外出していたので、れいねの向かいではない。
れいねが�Cだとすると、りょうが�@に在宅していたことになってしまうので矛盾する。これによりれいねの家が�Dに確定する。

アキラはれいねの向かいであり、在宅していたことが判明したので犯人ではない。

以上より、犯人は　いつか。

�Bの住人が絞殺されたのが「この事件」。
刃物が持ち出されたり、�Eに血痕があったりするのは恐らく「別の事件」。w

■考察１　犯人の目星
引用-----------------------------------------------------------------------
【条件】住人は犯人も含め嘘をつかない。
いつみ『(中略)夜中に電話を発信した人がこの事件の犯人です…。』
----------------------------------------------------------------------------
「れいね」は電話の着信ベルを聞いているので、かけた人物ではない。同様に目撃者の「りょう」、家にずっといた「いつみ」は電話をかけることができない。
∴犯人は「アキラ」もしくは「いつか」のどちらかになる。

■考察２　住人の位置関係
家の配置を
�@�A�B
�C�D�E　としたとき、

「アキラ」の発言の「家は角じゃない」ということからアキラは�Aか�Dに住んでいる。また発言より上半身が見える窓の家に住んでいることから�Aで確定。�Bが被害者の家となる。
「れいね」は家を出た右隣に家が存在するので、�@、�Eには住んでいないことになる。�A、�Bは別の人で確定しているので、「れいね」が住んでいる家は�Cか�Dになる。
電話のベルがなったとき「りょう」は外出、「いつみ」は明かりを消している。
「れいね」の向かいの家の明かりがついていたことから、「被害者」「いつか」「アキラ」の誰かが向かいに住んでいる。
「れいね」が�Cに住んでいる場合、向かいの�@には、まだ部屋が確定していない「いつか」が住んでいることになるが、「いつか」は発言より下半身が見える窓の家に住んでおり、矛盾する。
よって「れいね」は�Dに住んでいる。

�@ア被
�Cれ�E　�Cか�Eに「いつか」が住んでいる。「りょう」「いつみ」は確定できない。

■考察３　犯人
「れいね」の向かいのアキラは、「れいね」の部屋の電話のベルがなったとき、部屋の明かりがついていたので在宅中。よって犯人ではない。
ここまでの考察で、「れいね」「アキラ」「りょう」「いつみ」は電話をかけることができなかった。よって犯人は「いつか」