とある大学のキャンパス。
　野木一平とその友人、牧場藤助が構内の喫茶店で話している。

野木：「もうすぐ後期試験が始まるな」

牧場：「ああ」

野木：「なあ、牧場。俺と試験にまつわる賭けをしないか？」

牧場：「賭けぇ？堅実な道を行くタイプのお前らしからぬ発言じゃないか」

野木：「まあ、いいじゃないか。で、賭けの内容は――」

牧場：「俺は乗るとは一言も言ってないぜ？」

野木：「乗れ」

牧場：「・・・・・・」

野木：「賭けの内容はこうだ。俺の受講する講義のひとつに、『超考古学』つうもんがある。その講義のテストで、俺が平均点ちょうどを取れたらおれの勝ち。それ以外の点数ならお前の勝ち。どうだ？うちの大学の成績表には、自分の点に加え、平均点も載るからな。それを利用した賭けだぜ」

牧場：「・・・・・・どうせ超簡単か、あるいは超難しいテストなんだろ？超簡単なら誰でも満点が取れるという算段で平均点は１００点になるし、超難しいテストなら、全員０点確実ということで、平均点は０点。つまるところ、インチキだな、この賭けは」

野木：「いや、心配いらない。テストの難易度や質は、他の教授連中が出すものと変わらないし、そもそも、テストの内容を事前に知ることはできない」

牧場：「わかった。じゃあ乗るよ」

野木：「ちなみに俺が勝ったら、お前の前の恋人のいとこの友人の妹の親の姪をいただくぜ」

牧場：「ふん、そんなの好きにすれば・・・・・・って、それはいま俺の付き合ってる娘じゃねえか！」

野木は、この賭けにかんしてかなりの自信がある模様。
はたしてその理由とは？


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ふろく問題（なぞなぞ）：レベル★☆☆☆☆

サイコロを振って６が出ると凄い遊びは？

答え→すごろく（凄 ６）


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本日の一言：
　最近目覚まし時計を買いました。
　アラームを止めるスイッチが、時計本体の裏側にあり、しかもかなり小さいので、最初は不便だと思いましたが、逆に意識して止めなければいけないぶん、寝ぼけてうっかり止めてしまい、再び眠りの世界にずり落ちてしまう、ということがないので、それなりに便利だと思い直しました。