１話(自己紹介とつＭ事件)

レオン　「俺の名前は飯塚レオン。＜２５才＞
　　　　　子供の頃から頭がいいって言われている。
　　　　　やりたくなかったけど、暗号解読班という班に入っている。
　　　　　母さんはモデル、父さんはアメリカに行ったっきり帰ってこないんだ。
　　　　　それともう一人うるさい奴がいるんだが・・・」
マモル　「うるさいは余計ですよレオンさん。
　　　　　僕の名前は大柳マモル。＜２３才＞
　　　　　レオンさんの通っていた高校の後輩で、レオンさんの頭脳に惚れちゃって、助手をやってまーす.」
レオン　「頭脳って・・・、照れちゃうなー.」
マモル　「いやいやすごいんですよ、レオンさんは.」
　？　　「すみません、レオンさんいますか？」
マモル　「レオンさん、お客ですよ。
　　　　　どうぞ入ってください.」
　？　　「私の名前は鍋蓋京子ともうします.」＜３８才＞
レオン　「それでどんなご用件でこちらに？」
京子　　「あのですね、先月の事件のことなんですけど。
　　　　　私の父が亡くなった事件で、犯人は捕まったんですが、家宝の壺の場所を教えてもらえずに死んでしまったんですね。
　　　　　それで殺される前に壁に鉛筆で書いた字がこのような字なんですよ.」
レオン　「平仮名のつと英語のＭですね。
　　　　　死体は壁に寄りかかって死んでいますね」
マモル　「つとＭ、つＭ、意味がわかりませんね。
　　　　　犯人と関係は無いのですか？」
京子　　「いいえ、真っ平です.」
レオン　「壁に寄りかかっている？
　　　　　もしかしたら！」
マモル　「どうしたんですか？」
レオン　「京子さん、どんな感じで殺されたんですか？」
京子　　「えっと、まず父がソファーに座っていると、犯人が拳銃を持って入ってきたんです。
　　　　　父は壁と背中合わせで立ち、家宝の壺はどこだと言われるんですね。
　　　　　そのときたまたま持っていた鉛筆でつＭと書いて、撃たれてしまったそです」
レオン　「それで犯人の名前は？」
京子　　「高橋勇夫『たかはしいさお』です.」
レオン　「やっぱりね」
マモル　「やっぱり何ですか.」
レオン　「すぐにそこに行って、？？？を調べて見ましょう.」
京子　　「わ、わかりました。
　　　　　すぐ行きましょう」
　
　〜一時間後〜

京子　　「ありました、壺です.」
レオン　「良かったですね.」
マモル　「でも何でわかったんですか？」
レオン　「お前もまだまだだな。
　　　　　？？？？？？？？？？.」
マモル　「？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？」
レオン　「だろ、だから本当は？？、つまり？？？って書きたかったんだろ.」
京子　　「噂どうりすごい推理力ですね、しかもあんな短時間で。
　　　　　ありがとうございます」

１話終わり