以前別のＨＰに投稿した問題と同じ内容です。（難易度は、そのＨＰでの正解率を元にしています。）
作家の雨流布　満が殺害されたというニュースは既に全国へと広がっていた。雨流布　満は、探偵ウルフマンシリーズを書いた作者として有名で、狼男のあだ名で親しまれていた。その作家が殺されたと言うことで、新聞などの報道機関は、このニュースをこぞって書き立てたのであった。

探偵「で、その雨流布　満氏殺害事件を私に解決しろと。」
警部「ええ。」
探偵「現場は、どういう状況だったんですか？」
警部「被害者が、有名な怪奇小説『狼男』を握りしめている状態で発見されました。」
探偵「それが、ダイイングメッセージだと言いたいんですね。」
警部「ええ。雨流布氏のあだ名も、狼男ですから、どうも偶然とは思えませんので。」
バン！扉を開けて、赤塚巡査が入ってきた。
巡査「藤本警部！」
警部「どうした赤塚！」
巡査「雨流布　満　殺害事件の容疑者の１人が何者かによって殺害されました！」
警部「何だって！手塚さん、一緒に来てください。」
探偵「分かりました。」
現場に着くと、赤塚巡査が状況説明を始めた。
巡査「殺害されたのは、雨流布満殺害事件の容疑者の１人であり、雨流布満の親友だった日高勝氏です。血でメッセージが残されていました。」
警部「で、何て書かれていたんだ？」
巡査「水兵リーベ　４７　です。」
警部「どうです、手塚さん・・・」
探偵「いや〜、こんがらがってきましたよ。リーベって言う関係者いました？」
警部「いいや。いませんけど。」
探偵「じゃあ、人名の線は薄いですね。」
警部「この数字に意味はあるんでしょうか？」
探偵「あるでしょう。どこかで聞いたような節なんだよな・・水兵リーベ・・・」
巡査「僕の船。」
探偵「そうそう、そういう感じで続いていくんだよ。何だっけ・・・これ・・」
探偵は突然黙り込んだ。
警部「どうかしました？」
探偵「・・・・・！分かりましたよ！事件の犯人が。容疑者を教えて下さい。」
警部「容疑者を教えてないのにどうして分かるんですか？」
探偵「そういうダイイングメッセージだったんです！この二人の被害者が伝えようとしたことは、まったく同じ事だったんです。」
ここに容疑者を挙げるので、犯人は誰かあててください。
理由もあわせてです。　


春山直人
夏川昌二
秋吉吾郎
冬島尚之
椎木一郎