ある飲食店で昨日の売上金が盗まれた。発見者は朝いち出勤のパートの井上千加子。昨日の売上金は店長である夜勤の野呂敦史が閉店後清算業務をした後、事務室にある金庫に入れて鍵を掛けておいたものだが朝にはそれが消えていた。
事務室はかなり狭く窓もない。高さ１メートルのロッカーが上下に二段、横に三列あり合計六つのロッカーが向かい合わせにあった。（つまり１２のロッカーがあった）
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　　　　│ロッカー│　　　　　　　　│＿
　　　　│￣￣￣￣　　　　　　　　　＿出入り口
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　　　　│ロッカー│　　　　　　　　│
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　　　　　　　　　　　ホールへ
出入り口から入って、左側のロッカー（図では下）の上の段の一番右のロッカーの中に金庫が置かれていた。ロッカーはすべて右から左へ開ける扉式で鍵はついてなく、金庫は鉄製の道具箱のようなもので南京錠がついていたがハンマーのようなもので潰されていた。左右のロッカー（図では上下）の間はかなり狭く人ひとり通れる程度しかない。金庫の鍵はパートの井上千加子と店長の野呂敦史しかもっていなかった。
朝に井上千加子から電話で泥棒が入ったみたいですと報告を受け野呂敦史は店に駆けつけた。
野呂敦史は事務所に入ると事務所のありとあらゆる引き出しや扉が開けられて物色した跡に愕然とした。
野呂「井上さん、電話で指示したように何にも触ってないよね。」
井上「はい。出勤してきたままの状態です。」
野呂「売上金は大丈夫かな？」
井上「わからないです。朝、来たらこんな状態だったのですぐに店長に報告しました。」
野呂はロッカーの方へ歩き金庫が潰されて売上金が盗まれているのを知った。
野呂「朝、来たとき出入り口に鍵は？」
井上「開いていました。鍵がうまく入らないので、おかしいなぁと思いながらノブを回すと開きました。」
確かに出入り口の鍵穴は潰されていた。
井上「店長、警察に連絡したほうが…」
野呂「いや、井上さん。皆には内緒にしますから売上金を返してください。」
野呂敦史はなぜ井上が盗んだとわかったのでしょうか？

はじめて投稿します。文章へたくそですんません。
オリジナル問題です。説明不足や穴があったりするかもしれませんがよろしくお願いします。