大学時代の仲間で同じ街に住んでいるため良く顔を会わせる4人が、サッカー観戦のために荒井良人の車で隣町のスタジアムに出掛けた。

運転は荒井良人
助手席に野口達也
右後ろに億　純
左は九九　八重一

荒井「裏道は空いていていいな」
野口「予定より早く着きそうだ」
九九「予定といえば今度の･･･」
等と雑談をしていると九九が突然
九九「おい車を止めてくれ」
荒井「ん？」
億　「どうしたんだ？トイレか?」
九九「人が倒れている。」
野口「なに！」
野口はさっと外に出て、その人を揺すった。
野口「起きて下さい。こんなところで寝ると、風邪引きますよ。」
返事が無いので九九が脈を診ると、
九九「だめだ脈が無い。」
そこで、とっさに野口は110番した。
野口「人が死んでいるんです。場所は･･･」
九九はその人をひっくり返した。
九九「何かで刺されたようだ。」
荒井「血は出ているのか?」
九九「当たり前だ。」
赤井「ひょえ〜」
野口「うわっ」野口は背を向けた。

舎利弗「警察です。」
九　九「この人です。」
舎利弗「ウーン犯人が近くにまだいるかもしれないな」
九　九「ええすぐ近くに」
舎利弗「ん？君九九か？」
九　九「はい そうですが」
舎利弗「高校以来だな」
九　九「舎利弗さん?」
　億　「いま九九が、“すぐ近くに”と言っていたのは何ですか？」
九　九「犯人はこの中にいるんです。」

Q.犯人は誰？