クイズ&パズル答え
クイズ大陸トップ > Q146〜Q150 > A147
Q147の答え
(1)1、3、9、27、81g (2)11個
正解者
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煙詰めさん
PDJさん
おかちさん
ゆぱけんさん
のらりくらりさん
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MayorR21さん
しずくさん
WATERさん
habaさん
ひろpapaさん
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◆しずくさん、MayorR21さんの解答
(1)
1、3、9、27、81g の5個。
天秤ばかりの両方の皿にうまく乗せることで1gきざみで121gまで量れます。
◆煙詰めさんの解答
考え方は割愛します(時間がかかるので)が、
最初のきっかけさえつかんでしまえば、要は高校で習った数列ですね。
用意する分銅の重さは、初項が1、公比が3の等比数列の値です
◆ゆぱけんさんの解答
(1)1,3,9,27,81(121まで測れます)
・別解も考えました
●2,3,9,27,81
1〜120と122がつくれます。
●1,3,9,27,80
40gの作り方が2通りになります。
(蛇足)
まず、測定できるパターンは1〜120の120通りではなく、
-120〜120の241通りだということを念頭に置いてください。
負の重さのものは、反物質・・・と言いたいところですが、Heを詰めた風船で代用しましょう。 風船を結びつけた上皿と同じ皿に載せた分銅の重さが、負の重さを表します。
ここでツリー構造を考えます。
最下層は、分銅1個でできるパターン。
当然、1gとなって、+1、0、−1の3通りの重さが測れます。
2個の場合は、ツリーが2段となって、最下層の3通りが、
重ならないように、間を空けないように、組み合わせを並べなくてはなりません。
従って、+1の上は、+2、+3、+4が測定できるようにするために、
1gとの組み合わせは、3gとなります。
これで、−4〜+4まで9通りの測定ができるようになりました。
3個の場合は、ツリーが3段で、最下層の9通りがまた間を空けないように並び、
組み合わせは1g、3g、9gで、−13〜+13の27通り。
このように5段のツリーを考えれば、
1g、3g、9g、27g、81gの組み合わせで、
−121〜+121の243通りの重さが測れます。
これは、3進数の考え方であって、それぞれの分銅の選択が3通りであることと一致します
◆ひろpapaさんの解答
★(2)の答え
(1)と(2)の決定的な違いは、
(1)・・・1グラムきざみで・・・
(2)・・・未満の整数・・・
にあると思います。
そこで(2)の答えですが、
例えばx>6 かつ x<8 となる整数は7ただ一つです。
つまり1gきざみに測れなくとも、2gきざみで測れればいいのです。
7gという重さを作り出せなくても、6gより重たく8gより軽ければ、
タイルコくんの体重は7gとなります。
よって答えは、2、6、18、54、162、486、1458、4374、13122、39366、118098の11個となります
◆解説◆
Q147(2)
「タイルコ君の体重を量る」ポイントは2つです。
・天秤バカりを使える回数は指定されていない
・タイルコ君の体重は整数(グラム)である
要はタイルコ君の体重が「分かれば」よいのです。
天秤で必ず「釣り合わせる」と言っているわけではありません。
たとえばタイルコ君が60kg(60000g)ちょうどの場合、
ちょうど60000分の重さが分銅で作れなかったとしても、
59999gと60001gさえできれば、60000を量れますよね。
(59999より重いけれど、60001より軽い。
1g単位なので、値は60000しかありません)
このように1gずつとばしていっても大丈夫なように個数を考えると、
2,6,18,54,,,という分銅の重さになります。
(つまり1,3,9,27,,,の2倍ずつです)
これによって2,4,6,8,10,,,といった感じで偶数gだけ量ることができます。
このようにすれば、分銅10個で約59kgまで、
また分銅11個あれば100kgまで充分にカバーできるのです
Failure is success if we learn from it. -- Malcolm Forbes
問題:塚原友輔さんより提供 / 管理人アレンジ
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