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難易度:★★
![]() ![]() 夕方、授業を終えた市村 ヒカルは自宅のパソコンでメールをチェックしていた。
滅多にメールが来ることはないが、たまに大切な用事をメールでぶっきらぼうに知らせてくる輩もいるので毎日空のメールBOXを開いている。 しかし今日は空じゃない。一件だけ大学の先輩で今は探偵をしている安藤 恭介のアドレスでメールがきていた。 「…なんだろう、あんまし良い予感がしない」 だからといって無視もできない。ヒカルは渋々メールを開いた。 日付:3月16日 12時12分 件名:りょこうにいこうよ 本文:やあ、突然だけど一緒にイタリアに来てほしい。 え?授業?なに君の頭なら一週間大学を休んだって(勿論根拠は無いが)問題ない!!! 日付と時間は…普通に教えるのはつまんないので暗号化しちゃいました(テヘ) 問題文 兄貴の金庫を勝手にあけた。 リスが出てきてこう言った。 味見てこれみてどうでしょう。 臭い?飲めない?もったいない! 老人にはもってこい、そう正に万能薬! 毒殺??いやいや滅相もない。 爺さん、保険金殺人なんて言いがかりやで!! あ、そうそうヒントは本文には無いから気をつけてね。 では当日成田で会いましょう! …よし、無視しよう。メールを削除しようとしたが、それと同時に添付されている写真が目に入った。ジグソーパズルのピースが数十個まとめて彼の手の上に収まっている写真だ。 「…なにが(テヘ)だよ…無いと思ったらこいつか畜生!しかも微妙に発注ためらう個数パクりやがって!!」 どうやら人質ならぬ物質があって嫌でも問題を解かなければならないようです。 さて、彼女は一体何月何日、何時に成田へ向かえばよいでしょうか。 *写真はただの物質画像なのでヒントではありません。
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