nothing ( No.3 ) |
- 日時: 2008/01/09 01:12
- 名前: たいふ
- (ペンションに残った人たち…アキラ視点)
オーナーさんとお兄さんが出て行った後、僕たち7人は食堂に集まっていました。 七草先生が桧尾さんを呼びに行ったんだけど5分位して…「ダメだったよ」と肩を落として 戻ってきました。何も知らずに原稿用紙に向かっているのかな? それから5分も経たない内に姫様が 「この中に殺人犯がいるかも知れないんでしょ?一緒になんていられない、部屋で寝ているわ」 と言って出て行ってしまいました。古井戸さんも後に続きましたがドアの向こうで 「貴女が犯人かもしれないのよ…来ないで」 と大声で怒鳴られているのが聞こえて…古井戸さんがしょんぼりと食堂に帰ってきました。 姫様は殺人だと思っているみたいだけど、僕には確信めいたものがあったんだ…これは殺人 じゃないって…だって… 重苦しい空気を消し去るように元気な声で時任さんが 「何か飲み物でも飲んで落ち着きましょうよ。お持ちしますから」 と言ってくれたので、僕とヒロシ君はお手伝いとしてキッチンに付いて行きました。 10分位で紅茶と珈琲を用意して戻ると、七草先生は 「こりゃ、後で薪小屋に薪を取りにいかなくちゃなぁ」 と呟きながら暖炉に薪をくべていて、芹沢さんは落ち込む古井戸さんを励ましていました。 皆でお茶を飲もうと、僕・ヒロシ君・七草先生にも付いてきて貰って、姫様を呼びに行くと… ドアが少し開いていて…おそるおそる暗い部屋に入った僕は、何かに躓いて…七草先生が 照明を点けると…仄暗い部屋僕の足元に…首に電気コードを巻かれて姫様がうつ伏せに 倒れていたんだ…すぐに僕は、彼女を手を取ったんだけど…まだ温かいのに脈がなくて… ヒロシ君が、七草先生に 「こういうのは先生(太傅)に任せよう。現場保存の為にも俺たちは余計なことをしないで」 とか言っているのが遠くに聞こえたの… それからの時間の感覚はないんだけど、ヒロシ君は1人で桧尾さんの部屋の前に張り付いていた みたい。 七草先生は薪小屋に薪を取りに行って…残りの人は、ただ座っているだけでした。
太傅は殺害現場に入ると、ヒロシ君の撮った写メを確認…暗くてあまり当てにならないようだった。 被害者は白雪姫子。彼女の手を取る…既に冷たくなったその手は死を改めて感じさせるには十分 で…死因は首を絞められたことによる窒息死で間違いないだろう…。
さて、問題です。 @ アキラさんが、御形さんの死を殺人ではないとする理由は何でしょうか? A 白雪姫子さんを殺害したのは誰だと考えられますか? (ちょっと、この文章だけで判断出来るかどうかは分かりませんので、不明な点については 可能な範囲でお答え致します。毎度のことながら、多少の拙さには目を瞑ってやってください) これだけ長々書いておいて判断微妙ってどうなのよ…
ペンション見取り図です。 http://quiz-tairiku.com/gazou/upl1/1197289457-2.gif
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