Re: 疑惑の中毒死 ( No.44 ) |
- 日時: 2006/12/03 22:23
- 名前: Yossy
- では、事件の解決に当たったB刑事とA刑事のやりとりを聞いてみましょう。
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「他殺の疑いですって?」と同僚のA刑事が声をあげた。 「どうしてです?」 「おかしいと思わないか?普段は消して寝るストーブがつけっぱなしになっていたり、鍵など掛けたことがないというのに昨夜に限って鍵を掛け、おまけにチェーンまで掛けるなんて。いかにも『密室でござい。』っていう感じがしないか?そもそも家も中の部屋にドアチェーンをつけるなんて気に入らん!」 「うっ、推理小説の読み過ぎじゃないですか。でもなにか危険を感じて用心したのかもしれませんよ。」 「いや、覧男は上機嫌だったと言ってたろ。危険を感じていたなんてことはないと思うよ。」 「でもそれだけで他殺とは…。」 「いやそれだけじゃないんだ。」
「じゃ、他に他殺と思う根拠があるんですか?」 「そう、いくつかあるんだが…。まず、ストーブだ。」 「ストーブ?」 「覧男は寝る前には必ずストーブを消す習慣があった。だとすると、ストーブは覧男がつけたのではなく誰か他の者がつけたと考える方が自然だろ。そして、それは覧男が寝た後、つまり早くても11時以降ということになる。」 「たしかに…。それで?」 「死亡推定時間は12時前後。あんな広い部屋で、たった1時間程度で一酸化炭素中毒になると思うか?俺にはとても事故死とは思えないんだよ。」 「なるほど、実験してみればはっきりしますね。とすると一酸化炭素中毒というのは…?」 「考えてみろ、ここは科学者一家だぞ。大学の研究室なら一酸化炭素の入手も可能だろうが。」 「ま、それも調べてみなければ何ともいえませんが…。で、そうだとしてどうやって?」 「俺は供述に出てきた風船が怪しいと思っている。一酸化炭素は空気より少し軽いからそれが入った風船が他の風船と一緒にふわふわ漂っていてもおかしくない。」 「なるほど〜。そんなことよく知ってますね。で、その一酸化炭素の入った風船を使えば一酸化炭素中毒を偽装できるってわけですね。」 「まあな。」 「でも、そんな風船はとっくに処分してしまっているかもしれないし、証拠の発見はむずかしいんじゃないですか?」 「証拠はかならず見つけてみせるさ。」
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ということで、1と2ははるっちょさんが正解です。 1については>>9でひでぽんさんが、2については>>19と>>23ではるっちょさんとたいふさんが指摘していますね。 
3については>>43の「もし殺人であった場合疑いが全員に均一にかけられる」のを防いだというMTLさんの考え方が一番近いです。 
今のところ>>37のTさんの綿密な推理をはじめとして、二郎犯人説が有力なようですが、まだまだ疑問点は残っているはずです。果たして真相は? 
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