Re: 疑惑の中毒死 ( No.37 ) |
- 日時: 2006/12/02 22:10
- 名前: T
- 妄想してみますか。
11時過ぎに雪がやんだという事は家政婦の帰る時間に足跡を残したとしても雪の降っていた時間は短く玄関から門を含め窓等の跡を完全に消せるとは思えないが現実には跡はない。 そして跡を消せない、という前提で考えると窓の鍵がかかっていなかった点が問題になる。 犯人が密室を演出したかったのは明白、とすれば出来るなら窓にも鍵をかけておくべきだったはず。 痕跡を残さず窓から出ることが出来なかったとすれば犯人はドアから出た、あるいは遠隔殺人をした、と考えるのが妥当だろう。 被害者は鍵をかけない人だったので犯人が鍵をかけない限りは鍵はかかっていない状態だった事になる。とすれば遠隔殺人の線はない。 鍵をかけるのが犯人ならわざわざ鍵をかけた後外から遠隔殺人をする必要はないからだ。
と、なると犯人は出る時に窓の鍵を開けた状態にする理由がないので別の理由で開けておいたと考える。 すると窓からの侵入が真っ先に思いつく。
窓から侵入する理由はなんだったろうか?そう、ドアの鍵を開けてもチェーンがかかっていてと入れなかったからだ。鍵は家政婦の持っていたとされる鍵で開けた。このチェーンは元々なかったとの事。 元々あったのなら隠す必要もないので確かな情報だろう。何故こんなものをつけたのか?被害者は部屋の鍵すらかけない(家政婦しかいないようなので当然かもしれないが)から被害者の意志でつける事は考えられず実際犯行現場にこれは使われた。つまり犯人の意図だったと考える。
鍵だけならマスターキーを持っていれば開けて入れてしまうのでなんらかの意図でそれを避けた、あるいはドアが少しだけ開く状況が必要だったと推測される。
隙間の内容は暗くて見えなかったがやたら暑い、石油ストーブがつけっぱなしという異様な状態を確認出来た事。だが確認出来ただけなので先ほどの遠隔殺人がないという推理で考えるとやはり窓の侵入を促す為のものと考えられる。
何故窓から侵入する必要があったのだろう? ドアに鍵がかけられて密室に出来たのなら窓から侵入の必要はなく、ドアチェーンもそもそも必要ない。そのまま鍵を開けてドアを開ければ目の前には死体、 一酸化中毒の自殺死体が見つかって終わり、あるいは 鍵を持っていた家政婦が疑われるだけになる。 となればそれも理由があったと考えるべきだろう。
そう考えると一番自然なのがマスターキーと寝室用の鍵の存在だろう。鍵が手元等取れる場所にあったら 密室にならない、だが鍵がないと密室にならない。犯行時その鍵が使えない状況だった必要がある。 つまり家政婦が持って帰る、あるいは密室の寝室の中、だ。
となると犯行をした後犯人は寝室の鍵をを使いドアチェーンになんらかの方法を使いチェーンをかけ、ドアにも鍵をかける。 次の日窓から侵入し、ドアチェーンを開けるフリをしてドア脇に鍵を戻す。指紋は手袋、あるいは鍵の取り扱いに何かにくるんでいた、等で回避。 その方法が出来たのは二郎だけ・・・ 二郎は物置に行く理由をつける。たまたま三郎が梯子の話をしたが物置に行った時梯子を見つけたから と元々使う気だったのだろう。そして三郎が登るのを静止してまで自分が登る。しかもその時の台詞、 梯子を物置に戻しておいてくれ・・・これはその状況で出る台詞ではないですね。鍵が空いてるかもわかりませんし、まぁ犯人ならば空いてるのは知っているわけですからそんな台詞が出るかもしれません。 普通なら三郎も一緒に登る所ですがそれを静止させた、と見てもいいかもしれません。
と、妄想を膨らませてみましたが家政婦の帰りの足跡がなかった点。照明が付かなかった点の理由がどっか飛んでいってしまいました 照明は紐を引っ張って消していたので壁のスイッチは無意味だったって事で
家政婦ともう一人の共犯説でも立ててみましょうかね・・家政婦ならば掃除などもするのでドアチェーンに気づかないはずがないだろうし・・・
一応他の推理だと家政婦が家を出る時に使ったのは実は被害者が持っているだろう玄関の鍵で昼間こっそりすりかえておいたという推理。 そしてマスターキーを使い犯行をして翌朝家政婦が来たときにまたこっそり鍵を入れ替えておく、という推理でしたが窓の侵入が必要なくなってしまうし鍵が見た目わからないかもわからないので・・
出直してきます
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