Re: 麻雀殺人事件 ( No.24 ) |
- 日時: 2006/10/31 22:21
- 名前: Yossy
- >123さん
やっぱり洒落の発見はおまかせですね。全部当たりです。 >一体何を読み取れば? ほとんどは言葉遊びですが、「時を待つ→字を待つ」からは、八百九は「断幺九(タンヤオチュー)ではなく「混全帯幺九(ホンチャンタイヤオチュー」だということを読み取って欲しかったというわけです。つまり、「中」があっても上がれる役であると。
>寒來さん >三色の「胡麻散らすごと」は筒子(ピンズ)を表している… そうです。筒子の三色だったんです。でも、これもただそれだけの遊びでした。
>時を待つで字を待つとすれば、混全帯幺九… そう、これで純チャンではなく混チャンを示したかったんです。
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刑事A 「『中』があると上がれない役で容疑者の名前に関係ありそうなものといえば『タンヤオ チュー』でしょうか。該当するのは『八百九』ですね。』 刑事B 「しかし『ヤオチュー牌』というのは『一と九と字牌』のことをいうんじゃなかった かな?」 刑事A 「そういえばそうだったような…。」 刑事B 「とすれば『ヤオチュー』は『純全帯ヤオ九』か『混全帯ヤオ九』を指すとも考えられる な。『混全帯ヤオ九』なら『中』があっても上がれるんじゃないか?」 刑事A 「なるほど。確かに八百九の読んだ俳句は『混全帯ヤオ九』のようですね。」 刑事B 「ん?どうしてだ?」 刑事A 「【稲雀 追って刈穂の 時を待つ】の稲雀は『一索』の鳥を表し、時は『字』を表して いるように思えるんです。つまり『一索』を切って上がりの『字牌』を待っている『混 全帯ヤオ九』の状態を指しているのではないかと…。」 刑事B 「そうか、それなら『中』があると上がれない『タンヤオチュー』とは言えないな。」 刑事A 「とすると、『中』が必ず必要で、『中』が2枚では上がれない大三元と2枚あれば 上がれる小三元、それに『中』があってもなくても上がれる大四喜、三色同順、面前 清、混全帯ヤオ九となって訳がわかりませんね。」 刑事B 「そうはいっても、やはり2枚の『中』に意味がありそうなんだが…。」
刑事B 「ところで、被害者の職業は教師だったな?」 刑事A 「ええ、国語の教師だそうです。」 刑事B 「国語の教師で俳句同好会の会長か。」 刑事A 「俳句の他に川柳や駄洒落、最近はやりの漢字クイズなど、言葉あそびが大好きだった ようです。学校でも駄洒落を連発するので、生徒かから『サム』というあだ名をつけ られていたそうですよ。」 刑事B 「駄洒落ならお前だって負けてはいないだろ?」 刑事A 「ええ、署内きっての駄洒落王の名にかけて被害者のメッセージを読み取ってみせます よ。思うに、『胃』と『口』に『中』が1枚ずつあったということは『胃と口』は 『中、中』。麻雀では『中』を『チュン』というので、つまり『糸口は、チュンチュン』 ということじゃないでしょうか?」 刑事B 「早速駄洒落か。俳句もDMに何か関係があると言いたいんだな。」
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