Re: それいけ少年探偵団〜ピアノ塾の殺人の巻〜 ( No.8 ) |
- 日時: 2005/08/25 21:40
- 名前: KYO
- 随分間が空いてしまいすみません。それでは解答編です
まったくもう、Jってばホントに自分だけとっとと行っちゃって…。おっと、いろんな声が聞こえるぞ!なになに、「7」 「フェイント」 「ドイツ語」……???難しくってわかんないや!えーっと他には…「犯人は阿部」…コレわかりやすくっていいね!…そうか、ハンニンは阿部か!やっぱり僕がにらんだとおりだぜ!そういえばJを追いかけて走ってるこの道、確かこの先に阿部って家があったはずだな、うん。 …… お!やっと追いついた。自転車を降りたJがいる。って、その先にはパトカー?!
「あ、K。残念だったね。まぁ、僕に分ったんだから大人…警察が分らないはずないけどね…。」 「ハァ、ハァ、警察はパトカー使うからズルイよな!自転車でここまで来るのは随分時間かかるし、すっげぇ疲れたモンな!」 「………ハイ…。」 「そういえばさ、どうして阿部だって気付いた?」 「え〜っと、音の高さを表すのに、‘ドレミファソラシ’って習っただろ?でも他に、楽器を習うときには‘CDEFGAB’とか、あと日本語では‘はにほへといろ’とかって言うんだ。だから、い とか ド とかは、ある音階を表してるって思ったんだ。そしてそのあとの数字は、その音階からどれだけ離れているかを表してる。でもね、ちょっと注意しなくちゃいけないのはその数え方なんだ。例えば、ドとレの関係は1じゃなくって2度、ドとソの関係は4じゃなくって5度って数えるんだ。それを元に、平仮名で書かれている音階は‘はにほ…’、カタカナは‘ドレミ…’、アルファベットは‘CDE…’って考えると‘ほシはABE’ってなるわけ。う〜ん、説明が下手だったけど分るかな…?」 「なるほど、そうか!。説明が下手で全然分らないけど、やっぱり僕がにらんだとおりだったようだね!」 「(なるほどって言ったじゃん…)ホントはもっと難しい決まりがいっぱいあるみたいなんだけど、実は僕もあんまり良く知らないんだ。」 「ふーん、じゃぁ、井戸とか江賀は??」 「???…ソレ、誰??」 「J,君ハヤル気アルノカイ…」
(……数分後……)
J 「あぁ、そう言うことなんだ、じゃぁ、こんなのはどう?殺された田仲がDMを残そうとしたとき、犯人の阿部はまだ現場にいたんだ。だから、もし阿部に発見された時のためにカモフラージュした……。あ、でも、この程度なら子供をピアノ教室に通わせてる阿部にだって分っちゃうか……。まぁいいや!、どうせあの人、動機とかも考えてないに決まってるもん!たぶん暗号とDMが頭の中でごちゃごちゃになっちゃっただけだと思うよ!Kってつくひとはオリコウサンが多いからね^^!」
良く分かんないけど、なんかすっきりしたからいいや。Jもホントは僕の実力を認めてるようだしね、オリコウサンなんて、子供みたいな言葉だけどね!!あ、また変な声が聞こえる!なになに……
「何がオリコウサンだ、まったく!だいたいJってつく奴はみんな屁理屈が多くて困る!動機だってちゃんと用意してあったのにお前が喋りすぎるから時間がなくなっちゃったんじゃないか!ブツブツ……あ、そうそう。しばらく事件は起こりそうもないから、残りの夏休みは思いっきり遊んで過ごしてくれ。あ、宿題も忘れずに………」
あ!そうか、宿題なんて全然忘れてた!まぁいいか!おーいJ!!公園行ってサッカーしようぜー!!
…… それいけ少年探偵団 ……… お し ま い ………
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