コメント ( No.37 ) |
- 日時: 2013/06/02 08:55
- 名前: かえるの妻
- お喋りが長くて恐縮ですが、あとちょっとだけお付き合い願います。
ようやく核心です。 迷宮の真相。構造についての解説を。
「正方形の部屋が東西南北に並んでいる」というと つい 碁盤の目のような規則正しい配置を 思い浮かべてしまいます。 ソウラにも そのような思い込みがあったようですが 階段に戻ったことで、正しい配置を理解することができ、 そこから、宝のありかを予測しました。
また、思い込みという点では もうひとつ。 「正方形の部屋の四方の壁にひとつずつ扉」という表現から、 90度の回転対称形をイメージしませんでしたか? たとえば 扉が必ず壁の中央にある、という イメージを持つかたが 多数派であろうかと思います。
扉は壁の端に寄っているかもしれないし、 開けなかった扉は 見た目だけそっくりなニセモノかもしれません。 そう考えれば、「正方形で相似形の部屋」の配置は色々考えられます。 例として、こんなふうに。
┏━━┳━━┳━━┳━━┓ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃E ┃F ┃G ┃H ┃ ┗┳━┻┳━┻━┳┻━┳┛ ┃ ┃ 階┃ ┃ ┃D ┃ 段┃@ ┃ ┣━━╋━━┳┻━┳┛ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃C ┃B ┃A ┃ ┗━━┻━━┻━━┛
A. この不思議な迷宮の真相は、 部屋の配置が碁盤の目状ではなかったことと ソウラ以外の人物が迷宮内に居たことで説明できる。 このあとソウラは 宝を持ち出した人物を追う。
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