nothing ( No.11 ) |
- 日時: 2012/05/26 22:33
- 名前: PDJ
- 探偵火間の事件簿1
ひでぽん 2004/12/01 21:47 出題
私は火間仁。探偵をしている。私の手がけた事件、あなたに解いていただこうと思う。
事の起こりは友人栗栖 帝(30歳男)からの電話から始まった。 「火間、西村から電話が入って、死ぬっていうんだ!今から奴の家に向かう、お前も来い!」 西村京三郎(30歳男)はわれわれの共通の友人である。彼はオッチョコチョイでよく物を落としたり鍵をかけ忘れたりする、よくいる憎めない男だ。 栗栖は対照的に激情家で私が3分遅刻しただけで、1時間は怒られてしまう。ただフォローするわけではないが普段は冷静で頭も切れる奴だ。 さて30分後、西村のアパートの前に着く。そこにちょうど栗栖もやってきた。 「火間、行くぞ!」と先にアパートの階段を登る栗栖。それに私も続く。 ドンドンドン、西村!と、ドアの前に立つなり声を張り上げる栗栖。 「だめだ、返事がない!ドアを破るぞ!」というなり体当たりを繰り返す。程なくドアの鍵を破り、中に入ると、西村が倒れている。包丁が腹に突き刺さっている。見た目、もう死んでいることがわかる。 西村!と近寄ろうとする栗栖を捜査の障害になるからよせ、と抑え、遠くから西村の死体を眺める。部屋の中央に倒れ、包丁に両手を添えている。部屋も引っ越したばかりとあって埃一つない。 西村!西村!と叫ぶ栗栖を見やり、 「もう芝居はいい。お前がやったんだな。確証はまだないが、警察が調べればすぐばれることだ。自首するんだ、いいな。」 「・・・なぜわかったんだ・・・?」
栗栖が密室にするため鍵をどうしたかはまたの機会にするとして私がなぜ栗栖が怪しいと感じたか、さあ、あなたにはわかりますか? 【西村はよく鍵をかけ忘れることがあった。彼のことをよく知る人間ならドアに体当たりする前にドアノブを回してみるはず。栗栖がそれをしなかったのは、自分で犯行後にしっかりと施錠したから。】
●No.1 kaito 2004/12/01 22:14 ズバリ! ○○の向きじゃないでしょうか!?
●No.2 Isac 2004/12/02 13:16 彼が○○を××しなかったからかな?
●No.3 ひでぽん 2004/12/02 13:21 ずっとこれは別解にしようか考えていたのですが、包丁の刃の向きのことですよね?(違ったら指摘してください。) 確かに刃が上(顔の方)になっていれば他殺の可能性は薄くなるのですが、下(足のほう)だった場合、自殺の可能性が薄まるかというと、そうでもないと思うのです。 なんか面白みのない話をしてしまいましたが このケースでは包丁の向きに触れていないので、今回は不正解とさせてください。 ただ着眼点は面白く、こういうクイズも作れそうだなぁと思いました。
●No.4 ひでぽん 2004/12/02 13:24 Isac警部もありがとうございます。・・・ん?あっているようないないような・・・。もうちょっとヒントください。(笑)
●No.5 MayorR21 2004/12/02 13:41 なるほど、このなぞを解くキー・ワードは○○ですね? それを確かめもせずに、ヤツはドジを・・・・?
●No.6 ひでぽん 2004/12/02 15:00 MayorR21警部もお疲れ様です。(^Д^ゞ ん?これも意図がわからない・・と思ったら、わかりました!正解です! わかりづらい問題かなぁ、と心配になったのですが安心しました。
●No.7 kaito 2004/12/02 17:59 僕が「向き」と書いたのは、包丁に添えられた西村の両手です。 自殺なら、親指が上になるように握りますが、他人が前から刺した後で被害者の手で握らせようとすると親指が下になってしまうのでは、と思いました。 火間は西村の手を見て、自殺ではなく他殺だと勘ぐったのではないだろうか?と思ったんですが・・・。
・・・でも、いずれにせよ、そのことに文中で触れていないのでダメですね。
●No.8 kaito 2004/12/02 18:07 ・・・ということで別解を。
その1.西村はよく鍵をかけ忘れることがあった。彼のことをよく知る人間ならドアに体当たりする前にドアノブを回してみるはず。栗栖がそれをしなかったのは、自分で犯行後にしっかりと施錠したから。
その2.西村は最近引っ越したばかりだったのに、栗栖はその部屋を探すこともせずに真っ先に上がっていった。つまり、事前に訪れたことがあるということ。
●No.9 ひでぽん 2004/12/03 11:23 なるほど!手の向きでしたか。また早とちり。確かに犯人がうっかりすればそうなる可能性はありそうですね。私も気をつけよう(何故?) そして別解、おみごと! パーフェクトです。その2で引っかかりを感じ、その1で疑いを強めた。ということでした。
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