pc ( No.64 ) |
- 日時: 2011/08/07 22:26
- 名前: たいふ
- 最終ヒントのお時間です。
『ここではきものをぬいでください。』
これは小学1年生に、句読点の重要性を説くために扱われやすい教材です。 2通りの意味があるのが分かりますよね。 『ここで、はきものをぬいでください。』⇒靴を脱げ。 『ここでは、きものをぬいでください。』⇒服を脱げ。
上のことを頭の片隅にでも置いておいてください。次に、皆さんに違和感を抱いて いただきたかった部分が、
『裏を読んでいただこう』であることは大方予想されていらっしゃることでしょう。 何故、ここに違和感を抱いていただきたかったかと申しますと、神(出題者)は2人のことを 【創造物】…【物】扱いしている点にあります。 物に対して、『裏を読んでもらいたいのです』なんていう謙譲表現をすることはおかしいのです。 (『読む』への補助動詞〜[してもらう]の謙譲語として【いただく】を使用すること) 神は自らを下げるような言葉を使ったりはしません。(この辺り…古文では非常にややこしい)
そうすると…あの文章はこうなります。
『裏を読んで、いただこう』 裏を読むというのが第一段階。 それを【いただく】のが第二段階。
というわけなのです。
『両手を合わせていただきます。』 『両手を合わせて、「いただきます。」』
さあ、もう分かりますよね?正解をいただいちゃってくださいな。 ただし、ヒロシ君は小学…2年生?アキラは中学1年生?…無理をさせちゃいけませんよ。
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