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■ pc ( No.68 )
日時: 2011/05/08 12:51
名前: ITEMAE

http://quiz-tairiku.com/logic/river_ex.html より引用。

大昔から伝わる有名なクイズの一つで、さまざまな条件の中で全員を無事川の向こう岸まで渡らせる頭の体操/論理パズルです。

さらに、
この問題は西暦800年頃、西洋の僧侶アルクインが『若者の心を鍛える問題』で伝えたものです。
起源が分かっている中では最古のものですが、渡船問題はかなり古くからあったようで、東洋では紀元前とも言われています。


「さまざまな条件」として「橋を渡る」というのは、いまどきの発想です。
「大昔」の「紀元前」に、「川に橋がある」というのは、ほとんど例外です。
(小舟しかないような田舎に、橋を架けるような財力があるはずがない)
 敵の侵入を防ぐために、架ける力があっても架けないことも多い。
 そういう橋には「関所」があって、勝手に旅人が渡れるようなものではない。

大昔の文明といえば、黄河などの大河沿いに発達していますが、
いま「黄河」とか「長江」とか言われている河川は、単に「河」「江」と呼ばれていました。
 他に名前がつくほどの川があってこそ「○○川」という区別が必要になる。
    (ドラクエUが出来る前にドラクエTは存在しない)

大昔に作られたオリジナル問題では、当然、
橋なんかあるはずがなく、浅瀬を歩いて渡れるはずがなく、
川を渡ると言えば「舟」に限定されていた。

 アルクインをはじめ、後世のぱっくり出題する人は、
時代の変化を考慮せず、オリジナルの「組み合わせ条件」だけをいじってるわけですね。

(「時刻表トリック」問題で、列車より速い移動手段がなかった時代の原作を、
 飛行機や高速道路が発達した現代で使うには、まず、これを封じないと意味がない。

 携帯電話が発達した時代には、「電話線が切られている」だけで現場を孤立させられない・・。
 などということを、 
 視聴者のツッコミが多いTV業界では真っ先に考えてドラマを作ってるはずです)