nothing ( No.3 ) |
- 日時: 2010/08/25 00:30
- 名前: たぬきおやぢ
- P4Pに立ち戻ります。二人の子供をA,Bとします。お爺さんがAの性別曜日を話すか、Bの性別曜日を話すかは半々の確率の気まぐれで決めると仮定します。
例として0112のケースを考えます。 このとき、お爺さんの正しい発言として考えられるのは2通りあります。 「ワシには子供が二人おってな。一人は男で、月曜日生まれなんじゃ。」 「ワシには子供が二人おってな。一人は女で、火曜日生まれなんじゃ。」
同様に、0401のケースを考えます。 このとき、お爺さんの正しい発言として考えられるのは2通りあります。 「ワシには子供が二人おってな。一人は男で、木曜日生まれなんじゃ。」 「ワシには子供が二人おってな。一人は男で、月曜日生まれなんじゃ。」
一方、0101のケースを考えます。 このとき、お爺さんの正しい発言として考えられるのは1通りのみです。 「ワシには子供が二人おってな。一人は男で、月曜日生まれなんじゃ。」
つまり、「ワシには子供が二人おってな。一人は男で、月曜日生まれなんじゃ。」という発言になる場合の数としては、全ての事象(2*7*2*7*2=392)のうち、
0100でAのことを話す 0101でAのことを話す 0102でAのことを話す 0103でAのことを話す 0104でAのことを話す 0105でAのことを話す 0106でAのことを話す 0110でAのことを話す 0111でAのことを話す 0112でAのことを話す 0113でAのことを話す 0114でAのことを話す 0115でAのことを話す 0116でAのことを話す 0001でBのことを話す 0101でBのことを話す 0201でBのことを話す 0301でBのことを話す 0401でBのことを話す 0501でBのことを話す 0601でBのことを話す 1001でBのことを話す 1101でBのことを話す 1201でBのことを話す 1301でBのことを話す 1401でBのことを話す 1501でBのことを話す 1601でBのことを話す
上記の28通り。そのうち、両方男は14通り。
上記より確率は1/2。
また、ベイズの定理に当てはめると
A:お爺さんが「ワシには子供が二人おってな。一人は男で、木曜日生まれなんじゃ。」という。 B:二人の子供がどちらも男
P(A)=(2*2*7)/(2*7*2*7*2) P(B)=(1/4) P(A|B)=(7+7)/(7*7*2)
P(B|A)=P(A|B)*P(B)/P(A) =(7+7)/(7*7*2)*(1/4)/{(2*2*7)/(2*7*2*7*2)} =1/2
よって、確率は1/2。
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