nothing ( No.5 ) |
- 日時: 2010/02/16 17:35
- 名前: ゲーデル
- <質問2回>
Aに、次のように質問する。 質問@「Bは、竜人ですか?」 答えが「はい」や「いいえ」ならBに、黙っていた場合はAに対して次の質問をする。 質問A「あなたが神様であるか、S門が天国の門であるか、どちらか一方のみが成り立つか?」 答えが「はい」ならT門が天国の門。「いいえ」ならS門が天国の門。
<解説> 質問@で、竜人を判別し、質問Aで、どちらの門が天国かを判別する。
質問@について。 Aが竜人の時、Aは、Bが竜人ではないことを知っているので、 沈黙が許されず、「はい」か「いいえ」と答える。 Aが神様(悪魔)の時、Aは、Bが竜人かどうか知らないので、沈黙することになる。 つまり、Aが「はい」か「いいえ」と答えればAが竜人、沈黙すればAは竜人ではない。
質問Aを、竜人以外にする。質問した相手をMとする。(Mは神様か悪魔である) 命題P「あなたが神様である」、命題Q「S門が天国の門である」とする。 質問の内容は 命題R 「 P か Q かどちらか一方のみが成り立ちますか?」 4つのケースが考えられる。 ・ケース1. P:真 Q:真 Rは偽になるため、神様は「いいえ」と答える。 ・ケース2. P:真 Q:偽 Rは真になるため、神様は「はい」と答える。 ・ケース3. P:偽 Q:真 Rは真になるため、悪魔は「いいえ」と答える。 ・ケース4. P:偽 Q:偽 Rは偽になるため、悪魔は「はい」と答える。 さて、「S門」が天国の門であるのはケース1.とケース3.で、 Mが神様か悪魔かに関わらず、質問Aに対して「いいえ」と答える。 逆に、「T門」が天国の門であるのはケース2.とケース4.で、 Mが神様か悪魔かに関わらず、質問Aに対して「はい」と答える。 だから、「いいえ」ならS門が天国の門で、「はい」ならT門が天国の門である。
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