pc ( No.31 ) |
- 日時: 2010/02/16 08:45
- 名前: いはら
- 毎回ご丁寧な回答、恐れ入ります。
>「人が来るのを待てば、1回の質問で必ずどれが天国の門か決定できる。」 >というのを、万能な正解として認める、ということでしょうか? どんな答えでも問題文の条件を満たしていれば正解として認めるべきです。 私はこれを正解とするのには抵抗がありますが、 その理由は、人が確実に来るかどうか分からないからです。
線を一本加えて式を成立させて下さい、という問題も 「等号に線を加えて不等号にする」という万能な回答があります。 こういった答えを正解として認めたくなければ、それなりの問題文にするべきでしょう。
「どんな質問をすればいいでしょうか」に対して「人が来るのを待って云々」というのは、 適切な答えではないと思います。 問われているのは質問の内容だけなのですから。 What shoud you do? What one question should you ask? の違いでしょう。
「あなたは蛙なので、あなたは哺乳類ですよね?」 という質問は、「P→Q」とは解釈できないのでは? これは、 「・あなたは蛙である ・蛙は哺乳類である ・ゆえに、あなたは哺乳類である という推論は正しいですよね?」 ということなのではないでしょうか? 「私は蛙じゃない」というのは、「前提が間違っている」ということです。 「前提が間違っているからその推論は正しくない」 「はい」「いいえ」で答えるなら、「いいえ」ということになるでしょう。
>P→Qが「¬P∨Q」が同値であるのは、むしろ「P→Q」とその対偶「¬Q→¬P」 >が同値であってほしいから、そのようにされているだけです。 ここはどういう意味なのかよく分からないのですが・・・ 「P→Q」は「P→Q」とその対偶「¬Q→¬P」が同値になるように定義されている ということですか? ですが、対偶という概念は「P→Q」が定義されて初めて考えられるものですよね。 これだと定義にならないと思うのですが。
本題に戻ります。 「P→Q」は「PならばQ」と読みますので、 「PならばQですか?」という質問は、 「もしPだったらQですか?」と「P→Qですか?」のどちらにも解釈できる というのはまあ分かります。 「ならば」を使った質問は避けたほうがいいということには賛成しましょう。 ですが、「PだったらQですか?」のように「ならば」を含まない質問を、 「P→Qですか?」と解釈するのは無理があるように思われます。
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