pc ( No.114 ) |
- 日時: 2010/01/23 21:44
- 名前: 京
- 正解発表)
まず【カーテン = 外部の窓】と言う思い込みを取り払いましょう。 この部屋は元々ワンルームでは無い二間続きの間取り 東の壁に取り付けられたカーテンは隣の部屋へと続く “一般的な内部の二枚引違い戸”を隠し それがあたかも“カーテンの向こうは外部に面するサッシ窓” であるかのように見せかけの為に取り付けられた物だった。 他の警察が外で待機していた東の窓は警部達の見ている部屋とは続きになった部屋であり “犯人達が隠れていた”部屋の東に面した部屋の窓だった。
まとめた解説) 外部の窓ではない内部の戸にカーテンを取り付け一つの部屋の存在を脳裏から消し 「 カーテンの向こうは外に続いている窓 」と警察に思い込ませる方法。
********** 間取り図での解説 **********
※ カ = カーテンを示します。
付添刑事が頭の中で思い描いていた間取り図 ↓↓
┌玄関┬─┬──┬──┐ │ WC│洗面│浴室│ ┌─戸戸┌──┌───┘ │ └押入┘ │101号 カ窓 警察 │ カ窓 │ カカ │ └──窓窓──┘ 警察
↑↑ 洗面や浴室が出っ張っていて縮尺が小さい図面の上ではなんとなく違和感があり 間違える訳が無い。と思えます。 しかし、実際の建物を前にした場合、目線より壁の方が高く圧迫感を感じたり 夜なので周りが見えづらいという悪条件も重なったせいで そういった部分も見えているようで見えなくなってしまいました。 ( 例を挙げれば迷路ですが絵に描かれた上から見る迷路をゴールに向かって 進むのは簡単ですが実際に体験する迷路だと迷走してしまいますね。)
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実際の間取りは下記の通り ↓↓
┌玄関┬─┬──┬──┐ │ WC│洗面│浴室│ ┌─戸戸┌──┌───┐ │ └押入┘犯人達│ │101号 カ戸 カ窓 警察 │ カ戸 カ窓 │ カカ │カカ │ └──窓窓──┴窓窓─┘ 警察
101号室はワンルームではなく、壁と建具で仕切られた二部屋の間取りでした。 二枚の木製建具に窓のサイズと同じカーテンを取り付けるだけだったのです。 ( 窓と内部の建具の大きさは縦、横共に同じサイズとしていました。 ) この方法により付添刑事は101号室はワンルームである。と勘違いをし、 東に掛かっているカーテンは外部に面している窓に掛かっている物と思い込み 頭の中から「犯人達の隠れている一つの部屋」が消し去られたのです。
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