nothing ( No.32 ) |
- 日時: 2009/05/07 19:21
- 名前: ボムボム
- 少しずつ解答発表というかヒントというか、を進めていこうと思います。
まだまだ解答は募集しておりますので、気付いたことなどございましたら、どしどしコメント下さい 
No.31のS=5の場合を考えてみましょう。 仮に二つに分ける場合、xとyに分けたとしましょう。 (x,yは正の数です) すると和はS=5で一定なのでx+y=5です。この条件の下で二つの積xyの最大値を探すという、数学の問題になります。 ここで「正の数、x+y、xy」あたりを聞くと一つの不等式が思い出されます  そう "相加・相乗平均の関係" というやつです。 この関係を使うと x+y≧2√(xy) (等号成立はx=yの場合に限る) という不等式が得られます。 左辺はx+y=S=5で一定値なので、 2√(xy)≦5 xy>0であることを考慮すれば xy≦(5/2)^2=25/4 という不等式が得られます。 したがいまして、積xyはx=yの場合に等号成立で、そのときに最大値25/4となります。 つまりS=5で二つに分ける場合、半分ずつ5/2二つに分けると積が最大となって、そのとき25/4=6.25が最大となります。
同様に一般のSについて二つに分ける場合、積最大値は半分ずつに分けるときであり、(S/2)^2が最大値です。
今回の問題では二つに分けるとは限らず、いくつにわけてもいいので、三つや四つさらに一般にn個に分けた場合の積最大値を探すことになります。 ではn個に分けるとした場合の、積最大値はどのような分け方か? 二つの場合から類推すると見えてきますよね 
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