問題文を読む(746 文字)
◎解答・解説 | 【「確かめようがない」 この男に赤いカードを見せたとすると、彼がこのカードの色をどのように感じようとも、彼は「赤い」と答えるに違いない。 なぜなら、彼が赤い色をはじめて覚えたとき、もし、一般にいう青の色を彼が感じていたとしても、周囲はこれを赤いと教えこむ。すると彼は、彼の感覚がどうであろうと、何の反応もなく「赤」と覚えこんでしまうから、以後、赤い色を見れば「赤」と答える。 つまり、彼にはどのように見えようと、違う色が違う色ととして認識できる限り、全くの正常人ということになる。 自分が正常であるとしか考えていない人々でも、自分が赤と感じている色は、「一人ぼっちの赤」であって他人の感じている赤とは全く違う感覚なのかもしれない。 そして、確かめようもないことになる。 他人に「この色何色に見える?」と聞いても自分が赤というように、その人も赤と答えるからである。 ただ、赤をみんなで赤とよんでいれば、各人各様どのように感じていようとも、なんの不便もない。 問題のような人物が他人に干渉しなければ他人が困ることはないからということになる。】 |
スローガン:囁き欄あり(答えがわかったら皆に内緒で囁いてね!)
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