問題文を読む(3352 文字)
◎解答・解説 | 【なぜ自殺なのでは無く他殺と分かったのか:人間は死ぬと血液の循環が止まる。それによって血液の流れが重力に逆らえず死体の低い位置に血液が沈下し、血液の色素が皮膚上にアザが出てくる。これを死斑という。死斑は死体の置いてある環境によるが、仰向けの場合は背面部に、うつ伏せの場合は人体の前面部に、首吊りの場合は下半身に広く出現する。 だが、今回の死体は首吊りにもかかわらず下半身にあまり出現せず、背面部に出ている。と言う事は、首を吊って死んだのではなく何者かにロープか何かで首を絞められて、その時に仰向けになったと推測できる。 それに首を吊った場合はアザは顎下辺りに出来るが、頸部にアザがある事からこれも何者かに首を絞められたと思われる。首に小さな引っかき傷は、首を絞められてロープを取ろうとした時に出来たと思われる。 最後に、自殺する者は心理的に奇麗に見せようと、自殺する時に身なり等を気にする。それなのに対し、山苗はあまり奇麗とは言えない格好で、しかも部屋は汚かった見られるので、自殺とは判断できない。 これらの事から、山苗は自殺ではなく他殺と判断できる。】 |
スローガン:囁き欄あり(答えがわかったら皆に内緒で囁いてね!)
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