問題文を読む(1158 文字)
◎解答・解説 | 【帰る。 後日、またさるお方が寺に参られた。 「これ、一休、どうして帰ってしまったのだ?」と、さるお方。 「立札がなくなるまで、屋敷に行くことはできないので、外れるまでまっているのです。 私は「いつか」と言いましたし、貴方も「いつでも来てもよい」とおっしゃったでしょう?」 渡る。 堂々と橋を渡ると、門番が一休を止められた。 「この橋に近づくなという立札が見えなかったのか?」と、門番。 「はて、この橋とはどこでしょうか?あの橋でしょうか?」 「そうだ」 「そうでしょう?ならば問題ありません。私が渡ったのは"この橋"ではなくあの橋なんでしょう?」 渡る。 一休は立札の下に「この橋」と書き、一歩下がった。そして地面に書かれた「この橋」に近づかないように橋まで行き渡った。 「これ、立札を読まなかったのか?」と、門番 「読みました。この橋、とは地面に書かれた橋のことでしょう?」 帰る。 もうお屋敷についてるし。 目的は果たした、さあ帰ろう。 考える。 どうすればよいって、考えればよいのです。 どうしてって、渡るために。】 |
スローガン:囁き欄あり(答えがわかったら皆に内緒で囁いてね!)
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