ｸｲｽﾞ大陸

俺は裏の世界では名の知られた殺し屋、ゴンゴ１３
依頼されたら必ずターゲットを仕留める殺しのプロだ。

今までの仕事で失敗した事は一度も無い。
銃の引き金を引けば１００発１００中でターゲットの息の根を止めてきた。
すでに殺人と言う行為に罪の意識はありゃしない

・・・はずだった。

しかし俺はある有名政治家の殺人依頼を実行出来なかったというミスを犯してしまった。

今回はそれほど難しい依頼では無かったはずなんだがな・・

「・・・ねえ、おじちゃん？もう一度ここで会おうよ。
だから・・指切りげんまんしましょう？
指〜切〜りげんまん嘘つ〜いたら針〜千〜本の〜ます！」

引き金を引こうとした瞬間、この言葉と少女のあどけない笑顔が浮かんだのだ。

そう。あれはつい先日の出来事。
偶然公園で出会い、たわいも無い会話を交わし「もう一度会おう」と指切りをしたあの小さな少女。

この仕事の失敗はそのせいだろうか・・・？
これが殺人依頼を成し遂げられなかった原因！？

ははは・・・俺はプロ失格かもしれないな・・

俺はタバコに火をつけ、苦笑いを浮かべて空を見上げた。
・・すっかり忘れちまってたようだ。
空の色がこんなにも青かったって事をな・・。

問題
ゴンゴ１３が殺人依頼を失敗してしまった理由をお答えください。

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