暫くこちらを放置してしまい大変申し訳ありませんでした。
遅ればせながら正解・別解を発表いたします。
正解は「真実一路」という言葉でした。
この言葉は山本有三著の小説のタイトルでもあり、私は小学生当時それで知った次第です。こちらを読んでお腹一杯になってしまい、同じ本に所収されていた代表作『路傍の石』は確か読まずに終わってしまいました……
*なお「真実一路」の意味については、「ただひたすらに真実を求めて生きていくこと」という解釈が国語辞典では採用されていますが、四字熟語辞典では「偽りのない真心をもって一筋に進むこと」と説明がついているのもあるようで、もしかしたら小説の内容により相応しいのは後者のほうかもしれません。但し、私はずっと前者のほうで理解していました。
そのうちにいつしかその言葉に衝撃を受けたことさえ忘れてしまい……特に「真実」という概念に懐疑的になってしまった(今もかな?)ことが大きいのでしょう。昨年冬にpontaさんのご出題で当時を振り返るまで、完全に忘却しておりました。或いはこれが年をとったということなのかもしれません。
この小説自体は1935〜36年に発表されており、私の親の世代だとかなり良く読まれたようですが、私が子供の頃も昔ほどではないにしても比較的ポピュラーな作品という位置づけだったと記憶しています。ただ、いつの頃からか全くといってよい程顧みられなくなった作家・作品のようですね。
またこの作品は後に何回か映画・ドラマ化されています。
「ハイスクール!奇面組」をご存知の方は、「真実一郎」という脇役のキャラクターを覚えておられるかと思いますが、確かに名前にしやすい発音ですよね。
それでは次に、別解を発表いたします。
別解1:一期一会
2:諸行無常
3:風林火山
4:仁義礼智
5:人間失格
でした。中でも別解1・2は子供の頃からずっと印象深く、特に1は好きな四字熟語といって差し支えないと思います。
シーラ 2009/04/29 00:39
遅ればせながら正解・別解を発表いたします。
正解は「真実一路」という言葉でした。
この言葉は山本有三著の小説のタイトルでもあり、私は小学生当時それで知った次第です。こちらを読んでお腹一杯になってしまい、同じ本に所収されていた代表作『路傍の石』は確か読まずに終わってしまいました……
*なお「真実一路」の意味については、「ただひたすらに真実を求めて生きていくこと」という解釈が国語辞典では採用されていますが、四字熟語辞典では「偽りのない真心をもって一筋に進むこと」と説明がついているのもあるようで、もしかしたら小説の内容により相応しいのは後者のほうかもしれません。但し、私はずっと前者のほうで理解していました。
そのうちにいつしかその言葉に衝撃を受けたことさえ忘れてしまい……特に「真実」という概念に懐疑的になってしまった(今もかな?)ことが大きいのでしょう。昨年冬にpontaさんのご出題で当時を振り返るまで、完全に忘却しておりました。或いはこれが年をとったということなのかもしれません。
この小説自体は1935〜36年に発表されており、私の親の世代だとかなり良く読まれたようですが、私が子供の頃も昔ほどではないにしても比較的ポピュラーな作品という位置づけだったと記憶しています。ただ、いつの頃からか全くといってよい程顧みられなくなった作家・作品のようですね。
またこの作品は後に何回か映画・ドラマ化されています。
「ハイスクール!奇面組」をご存知の方は、「真実一郎」という脇役のキャラクターを覚えておられるかと思いますが、確かに名前にしやすい発音ですよね。
それでは次に、別解を発表いたします。
別解1:一期一会
2:諸行無常
3:風林火山
4:仁義礼智
5:人間失格
でした。中でも別解1・2は子供の頃からずっと印象深く、特に1は好きな四字熟語といって差し支えないと思います。