クイズ大陸



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?ITEMAE 2009/03/03 00:39
 あまり引っ張ってもナンですので。

 アルキメデスでなければ、誰が水をあふれさせたんだ?

 →おきまりで、「誰」ではない。
 正確にいえば、

 →誰がやっても、この方法では見破れない誰でもない(・o・‖)」
理由。

1:細工師にとっての犯行メリット。
  昔は、銀の値段が今ほど安くない(へたをしたら金より高い>>18)ので、重罰を覚悟でニセモノを作っても、割りにあわない。
  25%混ぜ物(白銅)の100円玉でさえ、95%が銅の10円玉と、見ただけで区別可能。
 「見た目」でばれない程度の銀を混ぜても儲けにならない

2:水をあふれさす荒っぽさ。
  実際に、ティーカップに水を張って、100円玉を沈めてください。

 10枚やそこらでは、表面張力があって、水はあふれません
100円玉でさえ1000円誤魔化せるものが、
値段の高い純金を、王冠が納まるような容器に沈めたんでは、
まず、こぼれる水の量に差は出ない

 だいたい、水で体積を量るなら、縁まで水をいっぱいにせず、
容器の内側に目盛りをつけて、水位の上昇で測ればよい。
(アルキメデスは、舟の喫水の上下で「象の体重」を測ったといわれている)
 ※ただし、この方法でも、精度の問題で、純金の誤魔化しは見破れません。
  やっぱり、「アルキメデスの原理」を使うしかないでしょう
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