天気がいいのでブラブラと散歩中。
「おーい!!そこの君?ちょっと助けてくれないか?」
どこかで助けを求める声が聞こえてくる。声のする方へ振り向いてみると、その声の主は壁。
・・いや、壁の穴から頭だけのぞかせた男がいた。
「こんなところで晒し首?」
首から下は壁の向こうにあるようだ。
穴は男の頭より、ほんの少しだけではあるが大きいのだから、普通の状態であればすんなり抜けるはずなのだが・・。
「・・そこでなにしてるんですか?」
俺は恐る恐る話しかけた。
「やりたくてこんな事やってるんじゃない。
・・実は、息子のイタズラにひっかかってしまってね。息子に『壁の穴に頭を入れて。』
と言われて、入れたまではいいんだが・・ほらこの通り。
身動きができなくされてしまったよ。わはははは・・・」
「うーん・・これは面白い悪戯ですね。首を絞める訳じゃなく、怪我をする事もない。」
「感心してないで助けてくれないか?」
「ああ・・そうでした。」
俺は男に手を貸した。
男は礼を言い、頭を壁の向こう側にすんなりと引き抜く。こちら側から男の頭が消える。
・・好奇心にかられてその壁の穴から、壁の向こう側を覗いてみた。
「こらー!太郎!次郎!待たないか!!」
「別に俺たち、父ちゃんに悪い事なんかしてないじゃーん!
父ちゃんの安全を一番に考えたんだよ!」
壁の向こうに小さないたずら坊主達を追いかける壁男の姿が見える。
気がつくと、俺の手には彼等の忘れ物だけが残っていた・・。
問題
どんなイタズラだったのでしょうか?
(忘れ物を囁くと、勝手に君が反応します)
>>8 ヒント
「おーい!!そこの君?ちょっと助けてくれないか?」
どこかで助けを求める声が聞こえてくる。声のする方へ振り向いてみると、その声の主は壁。
・・いや、壁の穴から頭だけのぞかせた男がいた。
「こんなところで晒し首?」
首から下は壁の向こうにあるようだ。
穴は男の頭より、ほんの少しだけではあるが大きいのだから、普通の状態であればすんなり抜けるはずなのだが・・。
「・・そこでなにしてるんですか?」
俺は恐る恐る話しかけた。
「やりたくてこんな事やってるんじゃない。
・・実は、息子のイタズラにひっかかってしまってね。息子に『壁の穴に頭を入れて。』
と言われて、入れたまではいいんだが・・ほらこの通り。
身動きができなくされてしまったよ。わはははは・・・」
「うーん・・これは面白い悪戯ですね。首を絞める訳じゃなく、怪我をする事もない。」
「感心してないで助けてくれないか?」
「ああ・・そうでした。」
俺は男に手を貸した。
男は礼を言い、頭を壁の向こう側にすんなりと引き抜く。こちら側から男の頭が消える。
・・好奇心にかられてその壁の穴から、壁の向こう側を覗いてみた。
「こらー!太郎!次郎!待たないか!!」
「別に俺たち、父ちゃんに悪い事なんかしてないじゃーん!
父ちゃんの安全を一番に考えたんだよ!」
壁の向こうに小さないたずら坊主達を追いかける壁男の姿が見える。
気がつくと、俺の手には彼等の忘れ物だけが残っていた・・。
問題
どんなイタズラだったのでしょうか?
(忘れ物を囁くと、勝手に君が反応します)
>>8 ヒント