もうクリスマスですね

そんな時期によくあるのが、商店街等でよく行われるくじ引き。
今回はそんなクリスマスフェアのくじ引きのお話です・・・
(かなりの長さになりましたが、お付き合いいただけたら幸いです(;o;))
追加(くじ引きと福引きの表記が混在してますが、同一のものと考えてください・・)
ここはA県の有名なドンドコ商店街。
今ドンドコ商店街では、大きなクリスマスフェアを開催していて、連日多くの人でにぎわっています。
そんな人ごみの中、フラフラと店から現れたデコボココンビ。
長身な体躯を真っ黒なコートで包んだ男と、小柄で華奢な手足を覗かせた少年。
疲れた表情で黒い衣服の男が、白いファーつきコートを羽織った少年に声をかける。
男「おい、白荏(シロエ)お前、一体いくら買うつもりだ・・・」
白荏と呼ばれた少年が、足を止め、振り返る。
白荏「・・・黒咲(クロサキ)、お前、今いくら持ってる?」
黒咲「・・・金なら、貸さんぞ」
眉間に皺を寄せながら、にべもなく黒咲は切り捨てる。
白荏「福引券、あと1枚ほしいんだよ!俺、もう500円も残ってないんだぜ!?」
黒咲「使ったお前が悪いんだろ・・・少しは我慢しろ」
白荏「3000円で福引券1枚もらえるんだからさー!あと2700円貸してくれよっ・・・福引券、もう一枚もらうまで!」
黒咲「・・・・いい加減にしろよ。補助券もあるんだし、十分な回数引けるだろ」
怒りにも似た低い声で黒咲がつぶやく。さすがにまずいと思ったのか、白荏は少し考えた後、ガックリと肩を落とした。
白荏「ちぇ、わかったよ・・・これで終わりにする」
しぶしぶ買い物を終え、集めたくじの枚数を確認すると・・・
白荏「福引券は・・・補助券あわせて・・ぴったり50枚・・か」
黒咲「ふむ・・偶然にも券を余らせることなく引けるな・・・」
白荏「では、ここで問題です!」
問題@ 白荏が持っている券は50枚です。
福引券で引けるくじの数:補助券で引けるくじの数が2:1の時
<訂正> 福引券だけで引けるくじの回数:補助券だけで引けるくじの回数が2:1のとき
<訂正2>→福引券と補助券はそれぞれ何枚で、福引は何回できるでしょうか?
(補足) 福引券は3000円で一枚もらえます。
補助券は1000円で一枚もらえます。
補助券3枚で1回くじが引けます。
黒咲「うーん、って、ややこしい言い方をするから、考えてしまったじゃないか・・!」
白荏「てへへ

あ、やば・・もうすぐくじ引き終了の時間だ・・!(・o・‖)」
黒咲「早く行って来い・・」
白荏「って黒はどこ行くのさ!?」
黒咲「そんだけ券があれば、時間がかかるだろ・・・ちょっと店を見てくる」
白荏「じゃ、20分後に会場まで来てくれな」
くじ引き会場へ続く道は、終わりがけのためか、人も少なく閑散とした雰囲気になっていた。
白荏がくじ引き会場へ入ると、突如大きな声が耳に飛び込んできた。
福引店員「あーもー!お客さん、補助券を他の人からもらってくるのは、ダメだって、何度も言ってるじゃないですか!譲渡はダメです!!ちゃんと書いてありますから!・・・・ほら、次のお客さん見えたので、向こう行って下さい。それは受け付けませんからね!」
一方的に店員さんが怒っている。どうやらそこにいるおばさんが、他の人の補助券をせびっていたらしい。
おばさんはじっとりした視線を送り、ぶつぶつ言いながら去っていった。
恐ろしい・・・
福引店員「おや、お客さん、時間的にお客さんが最後かな?まだ1等がでてないんで、がんばって当ててくださいね!」
白荏「よっしゃ、俺が望んでいた1等のMP3メガフル、当ててみせるぞぉ!」
ガサゴソ
白荏「ほい、まず一枚目!」
福引店員「どれどれ・・・・あぁ〜・・残念、5等の補助券です〜」
白荏「え?・・・補助券?もらえんの?」
福引店員「えぇ、3枚集めればまた1回引けますから、どんどんチャレンジしてくださいね♪」
白荏「んんん??」
問題A 結局白荏は、全部で何回くじを引くことができるのでしょうか??
<補足> それぞれのくじの枚数は問題@のとおり。
くじの5等(はずれ)の景品は補助券1枚。
補助券は3枚で一回分のくじと交換。
そのころ・・・・・
店員2「ありがとうございましたー」
黒咲「そろそろかな・・・」
(・・・あいつ、くじ運悪いからな・・今年もどうせ、全部はずれだろ)
結局のところ、その予想は現実となるのですが・・・(;v;)
さて、白荏は一体何回くじを引くことができたのでしょうか。
(長文駄文ゴメンナサイ・・・不備や分らないところ等ありましたら、ささやきで教えてください

)
そんな時期によくあるのが、商店街等でよく行われるくじ引き。
今回はそんなクリスマスフェアのくじ引きのお話です・・・
(かなりの長さになりましたが、お付き合いいただけたら幸いです(;o;))
追加(くじ引きと福引きの表記が混在してますが、同一のものと考えてください・・)
ここはA県の有名なドンドコ商店街。
今ドンドコ商店街では、大きなクリスマスフェアを開催していて、連日多くの人でにぎわっています。
そんな人ごみの中、フラフラと店から現れたデコボココンビ。
長身な体躯を真っ黒なコートで包んだ男と、小柄で華奢な手足を覗かせた少年。
疲れた表情で黒い衣服の男が、白いファーつきコートを羽織った少年に声をかける。
男「おい、白荏(シロエ)お前、一体いくら買うつもりだ・・・」
白荏と呼ばれた少年が、足を止め、振り返る。
白荏「・・・黒咲(クロサキ)、お前、今いくら持ってる?」
黒咲「・・・金なら、貸さんぞ」
眉間に皺を寄せながら、にべもなく黒咲は切り捨てる。
白荏「福引券、あと1枚ほしいんだよ!俺、もう500円も残ってないんだぜ!?」
黒咲「使ったお前が悪いんだろ・・・少しは我慢しろ」
白荏「3000円で福引券1枚もらえるんだからさー!あと2700円貸してくれよっ・・・福引券、もう一枚もらうまで!」
黒咲「・・・・いい加減にしろよ。補助券もあるんだし、十分な回数引けるだろ」
怒りにも似た低い声で黒咲がつぶやく。さすがにまずいと思ったのか、白荏は少し考えた後、ガックリと肩を落とした。
白荏「ちぇ、わかったよ・・・これで終わりにする」
しぶしぶ買い物を終え、集めたくじの枚数を確認すると・・・
白荏「福引券は・・・補助券あわせて・・ぴったり50枚・・か」
黒咲「ふむ・・偶然にも券を余らせることなく引けるな・・・」
白荏「では、ここで問題です!」
問題@ 白荏が持っている券は50枚です。
福引券で引けるくじの数:補助券で引けるくじの数が2:1の時<訂正> 福引券だけで引けるくじの回数:補助券だけで引けるくじの回数が2:1のとき
<訂正2>→福引券と補助券はそれぞれ何枚で、福引は何回できるでしょうか?
(補足) 福引券は3000円で一枚もらえます。
補助券は1000円で一枚もらえます。
補助券3枚で1回くじが引けます。
黒咲「うーん、って、ややこしい言い方をするから、考えてしまったじゃないか・・!」
白荏「てへへ
黒咲「早く行って来い・・」
白荏「って黒はどこ行くのさ!?」
黒咲「そんだけ券があれば、時間がかかるだろ・・・ちょっと店を見てくる」
白荏「じゃ、20分後に会場まで来てくれな」
くじ引き会場へ続く道は、終わりがけのためか、人も少なく閑散とした雰囲気になっていた。
白荏がくじ引き会場へ入ると、突如大きな声が耳に飛び込んできた。
福引店員「あーもー!お客さん、補助券を他の人からもらってくるのは、ダメだって、何度も言ってるじゃないですか!譲渡はダメです!!ちゃんと書いてありますから!・・・・ほら、次のお客さん見えたので、向こう行って下さい。それは受け付けませんからね!」
一方的に店員さんが怒っている。どうやらそこにいるおばさんが、他の人の補助券をせびっていたらしい。
おばさんはじっとりした視線を送り、ぶつぶつ言いながら去っていった。
恐ろしい・・・
福引店員「おや、お客さん、時間的にお客さんが最後かな?まだ1等がでてないんで、がんばって当ててくださいね!」
白荏「よっしゃ、俺が望んでいた1等のMP3メガフル、当ててみせるぞぉ!」
ガサゴソ
白荏「ほい、まず一枚目!」
福引店員「どれどれ・・・・あぁ〜・・残念、5等の補助券です〜」
白荏「え?・・・補助券?もらえんの?」
福引店員「えぇ、3枚集めればまた1回引けますから、どんどんチャレンジしてくださいね♪」
白荏「んんん??」
問題A 結局白荏は、全部で何回くじを引くことができるのでしょうか??
<補足> それぞれのくじの枚数は問題@のとおり。
くじの5等(はずれ)の景品は補助券1枚。
補助券は3枚で一回分のくじと交換。
そのころ・・・・・
店員2「ありがとうございましたー」
黒咲「そろそろかな・・・」
(・・・あいつ、くじ運悪いからな・・今年もどうせ、全部はずれだろ)
結局のところ、その予想は現実となるのですが・・・(;v;)
さて、白荏は一体何回くじを引くことができたのでしょうか。
(長文駄文ゴメンナサイ・・・不備や分らないところ等ありましたら、ささやきで教えてください