ｸｲｽﾞ大陸

その瞬間、１つの雷が落ちた。
停電、それが「殺人」の協奏曲となった・・・・。

俺は「黒木　翔」（くろき　しょう）。２０歳。大学1年生だ。今日は友人たちと一緒に、俺の一番の親友、
「神谷　秀樹」（かみや　ひでき）（２０歳。大学1年生。）の結婚式に来ていた。
翔「学生結婚とは、まったく気の早い奴だよ。」
羽鳥「まーまー。あいつだってあいつなりの気があるんだから。」
翔「そういうものか？」
中村「黒木はわかんない奴だなー。神谷は告白されたんだぞ。好きな子に。」
翔「えーっ！？そうなのか！？」
中村「オマエ、その顔じゃ知らなかっただろ。」
翔「ああ・・・。」
さくら「そんなんじゃ神谷さんに怒られるわよ。」
翔「・・・・・ああ。」

とりあえず、ここで俺の友人を紹介しておく。

「羽鳥　洋一」（はどり　よういち）（２１歳。大学２年生。）
「中村　しげる」（なかむら　しげる）（２０歳。大学1年生。）
「さくら　美佳」（さくら　みか）（２０歳。大学１年生。）
３人とも、神谷とは親友だ。

そんなことをしゃべっている時、式が始まった。
神谷「みなさん、今日は式にきてくれてありがとうございます。まことに光栄です。」
新郎らしくしゃべっている。似合わないぜ。まったくよー。
客の中には神谷の家族などもいる。
・・・神谷に告白してきたのは、
「平野　美衣亜」（ひらの　みいあ）（２１歳。大学２年生。）
２人は前からお互い好きだったそうだ。
そんなこと言ってる間に式は進んでいた。
翔「おいおい、もうウエディングケーキに入刀してるじゃねーかよ！」


それから・・・・
神谷「いよいよ、結婚指輪をはめます。ぼくはドッキドキです！」
平野「ウフッ、こちらも楽しみにしてました。」
神谷は緊張を整えている。緊張しすぎだろ。

その時だった。
神谷が結婚指輪を取り出そうとした時、

ドドォーーン！！
「なんだ！？なにが起きたんだ！！」
「停電だ！雷が落ちたんだ！！」
あたり一層が暗く、パニックになった。
俺はテーブルの上にあるろうそくを手に取り、
翔「俺がブレーカーをつけてきます！！」
そういい、俺は無人の電力室へ向かい、停電から２分後、ようやくブレーカーがあがった。
翔「ふー。なんともないよ・・」
きゃああああああ！！
俺の声を横切った悲鳴はホールからだった。
あわてながらホールへ向かうと、そこには息絶えた神谷の体があった・・・・。
翔「うっ・・・・！？」

・・・・・・・・
落ち着いた俺は神谷に近づいた。
翔「ん？これは？」
俺は神谷が何か握り締めていたことに気づき、手を開いた。
中には紙があり、何か書いてあった。
それにはこう書かれていた・・。

いなづまには気をつけろ
自分は毒殺された
犯人は

翔「これは・・・・・」

ここで問題
殺人者は誰か？
理由もあわせて答えてください。

超ヒント
暗号には何の意味もありません。
その時、被害者の近くにいた奴が怪しいとすれば・・・？