この問題を見た時点で、クリカラさんの意図はほぼ分かりました。
ただ、「やる気」という言葉についての解釈(とそれに付随して生じる考え方)の相違を感じていたので、No,3のように解答した次第です。
私の考えは風花さんと大体同じだと思いますが、少し補足します。
私は「やる気」という「意志」を表す言葉と、「結果」は峻別して考えます。
「やる気」があっても適切な「方法」が伴わなければ、「結果」を得られないことなど仕事以外にも幾らでもあります。つまり、「結果」を得ていないことをその人の「意志」の問題に帰結してしまう(「やる気」という言葉に結果を得ることまで含めて使用すれば、必然的にそうなる)ことは、事態の説明として相応しいのだろうか?ということです。
勿論Bに問題があるのは確かですから、それは指摘しなければならないでしょう。
ただそれは、No,3で「やり方」(認識)と書きましたが、Bの現実分析と解決策のアイディア不足、つまり現実認識力・判断力に問題があるのであって、あくまでも「意志」の問題ではないと看做します。
そしてそれは、必ずしも「能力の欠如」とは完全にイコールではない、とも思います。問題の意図とは離れてしまうかもしれませんが、嘗てある手法で成功した(能力はある)上司が、状況が変わりつつあるのにそれを読みきれず、昔の手法をとり続けて改めようとしない……などという事例だってあり得ます。
判断の誤りは誰にでも起こり得るわけで、それに気づかない(だから方法を改めようとしない)ことは、まず判断の誤りとして提示すべきであって、それでも改善されず度重なってくればそこで「能力」の問題なり、「やる気」(意志)の問題と視点を広げていけば良いのではないかと、個人的には考えております。
問題の例で言えば、Bがこの後何度上司から改善を命ぜられても聞く耳持たないようであれば、「やる気が自己満足で終わっている」と、当人の「意志」を問題にすべき段階かもしれませんが。
*クリカラさんが「やる気」に結果を含めるのはやはりそれが「仕事」(報酬を得る)であるから、例えばダイエットの失敗などとは違って、結果が出ていない「やる気」など認められない、ということなのでしょうか?
**双子星さんのお書きになった、厄介なタイプの例も良くわかりますが、個人的には下っ端に問題があるよりも、責任者に問題があるほうが遥かに大変だと感じております。
(なお今の私の職場がそうだというわけではありませんので念のため。)
ただ、「やる気」という言葉についての解釈(とそれに付随して生じる考え方)の相違を感じていたので、No,3のように解答した次第です。
私の考えは風花さんと大体同じだと思いますが、少し補足します。
私は「やる気」という「意志」を表す言葉と、「結果」は峻別して考えます。
「やる気」があっても適切な「方法」が伴わなければ、「結果」を得られないことなど仕事以外にも幾らでもあります。つまり、「結果」を得ていないことをその人の「意志」の問題に帰結してしまう(「やる気」という言葉に結果を得ることまで含めて使用すれば、必然的にそうなる)ことは、事態の説明として相応しいのだろうか?ということです。
勿論Bに問題があるのは確かですから、それは指摘しなければならないでしょう。
ただそれは、No,3で「やり方」(認識)と書きましたが、Bの現実分析と解決策のアイディア不足、つまり現実認識力・判断力に問題があるのであって、あくまでも「意志」の問題ではないと看做します。
そしてそれは、必ずしも「能力の欠如」とは完全にイコールではない、とも思います。問題の意図とは離れてしまうかもしれませんが、嘗てある手法で成功した(能力はある)上司が、状況が変わりつつあるのにそれを読みきれず、昔の手法をとり続けて改めようとしない……などという事例だってあり得ます。
判断の誤りは誰にでも起こり得るわけで、それに気づかない(だから方法を改めようとしない)ことは、まず判断の誤りとして提示すべきであって、それでも改善されず度重なってくればそこで「能力」の問題なり、「やる気」(意志)の問題と視点を広げていけば良いのではないかと、個人的には考えております。
問題の例で言えば、Bがこの後何度上司から改善を命ぜられても聞く耳持たないようであれば、「やる気が自己満足で終わっている」と、当人の「意志」を問題にすべき段階かもしれませんが。
*クリカラさんが「やる気」に結果を含めるのはやはりそれが「仕事」(報酬を得る)であるから、例えばダイエットの失敗などとは違って、結果が出ていない「やる気」など認められない、ということなのでしょうか?
**双子星さんのお書きになった、厄介なタイプの例も良くわかりますが、個人的には下っ端に問題があるよりも、責任者に問題があるほうが遥かに大変だと感じております。
(なお今の私の職場がそうだというわけではありませんので念のため。)