1=2を証明しようとする奇妙な試み、よく見かけますよね
それと似たような(?)証明を試みてみました。
(図形問題なので、ちょっと頭の中で想像していただく必要がありますが、よろしくお願いします
)
[証明]
三角形ABCがあります。
角Aの内角の二等分線を引き、辺BCの垂直二等分線を引いて、交点をDとします。
交点Dから辺ABと辺ACに垂線を下ろし、交点をE、Fとします。
点Dが角Aの二等分線上の点なので、三角形AEDと三角形AFDは合同です。
したがってAE=AF(1)、DE=DF。
また三角形BDEと三角形CDFについて、これら二つは直角三角形で、DE=DFです。
さらに点Dが辺BCの垂直二等分線上の点でもあるので、BD=CDです。
したがって、直角三角形の合同条件を満たすので、三角形BDEと三角形CDFは合同です。
ゆえに、EB=FC(2)。
点E、Fはそれぞれ辺AB、AC上の点であるから、AB=AE+EB、AC=AF+FC(3)。
(1)(2)(3)よりAB=AC。
ゆえに三角形ABCは二等辺三角形。
同様にして、BA=BCも言えて、三角形ABCは正三角形である。
特に三角形ABCに条件はつけていないので、任意の三角形は正三角形である。
[終]
………あれ?
---------------
ちなみにAB=1、AC=2であれば1=2の証明になっちゃいますね
間違っている箇所の指摘だけでもOKですが、なぜそこが間違っているのかを別方向から説明 or 証明していただけるとより一層満足しちゃいます
もしかしたら1=2並に有名かもしれないし、そうでないかもしれないし…既出かもしれないし、そうでないかもしれないし…
ボムボム 2008/11/10 18:04
それと似たような(?)証明を試みてみました。
(図形問題なので、ちょっと頭の中で想像していただく必要がありますが、よろしくお願いします )
[証明]
三角形ABCがあります。
角Aの内角の二等分線を引き、辺BCの垂直二等分線を引いて、交点をDとします。
交点Dから辺ABと辺ACに垂線を下ろし、交点をE、Fとします。
点Dが角Aの二等分線上の点なので、三角形AEDと三角形AFDは合同です。
したがってAE=AF(1)、DE=DF。
また三角形BDEと三角形CDFについて、これら二つは直角三角形で、DE=DFです。
さらに点Dが辺BCの垂直二等分線上の点でもあるので、BD=CDです。
したがって、直角三角形の合同条件を満たすので、三角形BDEと三角形CDFは合同です。
ゆえに、EB=FC(2)。
点E、Fはそれぞれ辺AB、AC上の点であるから、AB=AE+EB、AC=AF+FC(3)。
(1)(2)(3)よりAB=AC。
ゆえに三角形ABCは二等辺三角形。
同様にして、BA=BCも言えて、三角形ABCは正三角形である。
特に三角形ABCに条件はつけていないので、任意の三角形は正三角形である。
[終]
………あれ?
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ちなみにAB=1、AC=2であれば1=2の証明になっちゃいますね
間違っている箇所の指摘だけでもOKですが、なぜそこが間違っているのかを別方向から説明 or 証明していただけるとより一層満足しちゃいます
もしかしたら1=2並に有名かもしれないし、そうでないかもしれないし…
既出かもしれないし、そうでないかもしれないし…