クイズ大陸



履歴 検索 最新 出題

難しい言葉で書いてみました ≫No. 1
?うめこ 2008/10/28 23:45囁き
あるものを「小説の解説」風にできるだけ難しい言葉を使って(ホントか?)書いてみました。
さて、何について書いたのでしょうか?

この作品は「主人公がある試練に立ち向かう様を描いたもの」である。
昨今の流行小説とは違い「起承転結」がはっきりしていてとてもわかりやすい。

物語の「起」に当たる部分では主人公に科せられた「試練」が説明される。
その内容を読んだ読者の大半は知的センスが必要な物ではないかと一瞬身構える。
この時点で読者は作者の術中にまんまと落ちたことになる。

さて「承」にあたる部分。さっそく主人公が試練に挑戦する。
次々にハードルを乗り越えていく主人公の姿がテンポ良く描かれる。
読者はここで「なんだ、これなら自分にも容易にできるだろう」と考える。
そして主人公のともすれば滑稽に見えるその姿に読者はクスリと笑うだろう。
この緊張と緩和の調和が作者の文学的技量を示していると言っても過言ではない。

長い試練の半分をすぎた頃から「転」の部分にさしかかる。
ここで読者はその試練の真の意味を知り、あっと驚くのだ。
様々な苦しみが主人公を襲う。すでに彼は平静を保つことができず表情も歪んでいく。
この試練がこんなにも苦しいものだろうとは誰も想像し得なかったであろう。
その様を見事に描ききった作者の技量に読者は感嘆の溜息を漏らし、主人公の結末を見届けようと固唾をのむ。

試練を終えようとしている主人公はここでふっと立ち止まる。「結」の部分である。
十数回にわたる戦いを終えたにも関わらず、全く疲れた様子を見せない主人公は静かに試練を終える。
そして彼を見守ってくれた仲間達を見つめ、自らを誇示するように叫び声を上げる。

こうして、主人公は見事試練に打ち勝ち物語は終了する。
読後に残る感動は共に彼を見守った者だけが味わえる達成感だ。



・作者、読者、主人公という表現を使っていますが、小説とは限りません…いや、言っちゃいます。小説ではありません。
・回答は、作者、主人公、試練の内容のどれかひとつでかまいません。正解マーク大安売りします。
・「かってに君」は設定していません。正解の出具合を見てヒントを出すかも知れません。
・もちろん、これを知らない方には答えることができません。許容範囲かどうか迷いましたが、このクイズ大陸でも何度か話題になったのでギリギリセーフかな?と思っています。
・「文章力がいまひとつ」「答えがしょーもない」「やっぱりギリギリアウトだと思う」などなど感想もご自由にどうぞ。


:::::::::::::::::

2008/10/31 00:43
>>10にヒント載せました。

2008/11/05 00:22
”惜しい”回答を公開しました。大ヒントです。
編集