ｸｲｽﾞ大陸

今回でなんと藍子に彼氏が(＞o＜)！？いったいどんな相手なのか・・・？
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がちゃんっ！！ばしゃんっ！！
藍子「うぎゃー(・o・‖)何やってんだろアタシ 」
苺「藍子、どうしたの？ 」
どうやら藍子はコップを落としてしまったらしい。
ときあめ「少しは落ち着けっつーの 」
今日もまた焼きソバ入りジャムパンをゲットしたときあめが言う。
苺「藍子ぉ、朝からちょっと変だよ 何があったの？」
そうなのだ。今日１日朝から藍子は失敗ばかり。得意の家庭科もクッキーを焦がした。
ときあめ「隠してねぇで言えよ 」
藍子「実はぁ・・・ 」
さも聞いて欲しかったかのような声で藍子が話し始める。
藍子「彼氏ができたんだぁ(＞o＜)今日が初デートなの 」
前々から藍子は彼氏が欲しいと言っていたので、遂に出来たんだなぁと思っただけだった。
ときあめ「何で知り合ったんだ？ 俺よりカッコイイ奴か？ 」
藍子「ううん。知らない ネットでメールして話してたのっ(＞o＜)」
苺「・・・大丈夫なの ？怪しい人かもよ 」
藍子「大丈夫よっ お金持ちの優しくてかっこいいお兄様だって(＞o＜)」
誰もが誰かになりすませるネットの怖さを藍子は分かっていない。
『怒りを通り越して呆れた』という文をよく見かけるが、今はその言葉がピッタリだと思った。
藍子「５時にピラミッド公園の噴水で待ち合わせなんだ(＞o＜)」
ときあめ「え？あそこは待ち合わせスポットで人が沢山いるじゃねぇか 」
苺「その人だってどうやって分かるのよ 顔わかんの？」
藍子「大丈夫っ！！ 金持さんは黒の帽子に白のシャツ、それに黒のズボン。
　　　アタシはその逆の服を着てくってメールで決めたの(＞o＜)」
そういえば今日の藍子は白黒だ。そして今の藍子が言った金持さんという人がデートの相手に違いない。
ときあめ「パンダじゃねぇか 」
藍子「あら アタシそんなにラブリー！？(＞o＜)」
ときあめはイヤミで言ったのが私には分かった。
藍子「あっ ！！もう４時５０分じゃん！！行かなきゃ じゃね★」
３時に食堂に来たのにもう５時か・・・ ２時間近く食堂に居たんだな。そんな事を思っていると、
食堂のテレビが目に入った。

えー。次のニュースです。午後３時４０分頃、金持銭男（かねもちぜにお）さんの遺体が
自宅のマンションで発見されました。なお、遺体には殺された形跡があり、
警察は殺人事件として捜査をしています。

私は息を飲んだ。その人はどう見てもカッコ良くないし、お金持ちそうでもなかったからだ。
第１、待ち合わせの人が死んでいるなら、藍子は待ちぼうけを食らうだけだ。
そう思った私は藍子に電話する事にした。ピロリロピリリ、ピロリロピリリ・・・
藍子「はいもしぃ 藍子でっす(＞o＜)」
苺「藍子！？その金持さんっていう人、殺されてる（可能性がある）よ ！！」
でも、以外な答えが返ってきた。
藍子「ハァ？ 何言ってんの？ ちゃんと金持さんは来てるからね。」
苺「その金持さん、ちゃんと約束の洋服着てる！？(-へ-;)」
藍子「着てるに決まってんじゃん(＞o＜)じゃなきゃ金持さんだって分からないでしょ！！
　　　金持さんカッコイイよ 優しいしね もうデートの邪魔しないでよね じゃあねん(＞o＜)」・・・プープープー
私の脳内は活発に運動を始めた。糖分が途中で足りなくなったので、
ときあめの焼きソバ入りジャムパンを奪い取った。ちなみにとてもマズかった。
その瞬間、閃くものがあった。そうか、それなら・・・
苺「・・・藍子が・・・危ないよ！！ 」
ときあめ「ほえ？ 」　　　　　　　　　　　　　　次回『ミサンガの力』に続く
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今回は大学編初めての長文に（そうか？前も結構長文だろっ！！ ）なってしまいました
ヒントばんばん要求ＯＫでっす(＞o＜)ではどうして藍子が危ないかを囁いて下さい 待ってまっす