クイズ大陸



履歴 検索 最新 出題

名探偵助手リンカ7「少女の暗号」 ≫No. 1
?クリカラ 2008/10/03 03:49囁き
「ねえ、…クイズしようか?」
「ど、どうして?」
「どうしてって…、退屈だからよ」

ミニ問)両手の指を折って数をかぞえる時、最大いくつまで数えることができますか?
  答え>>19参照

クリカラ探偵事務所のいつもの日常。今日も仕事らしい仕事もなく暇をもてあます二人。
「暇だねえ」
「ヒマですね」
「怪盗でも現れて、事件起こさないかなぁ」
「物騒なこと言わないで下さい、平和が一番ですよ」
その時だ、どこからともなく聞こえてくる謎の声。なぜかアニメ声(高音)。
「わっはっはっはっはっは、よくぞ言った名探偵よ」
「むむっ、その声は誰だ?」
「ワシのことは怪盗1412号とでも呼んでもらおう、その前に貴様がワシの宿敵足りえるか試させてもらうぞ」
かなり芝居がかった喋り方だが、いかんせんかわいらしいアニメ声。どうにも緊張感に欠ける。
よくよく聞いてみれば、クリカラの机の下から聞こえてくる。誰か隠れてるようだ。
「所長の机の下に誰か隠してませんか?謎の声の主っぽい誰か」
「ナンノコトデスカ?」
隠し事が下手というのは探偵としてはいかがなものかと思うが、さておき彼の机に隠れていたのは女の子だった。
その女の子は机の下から這い出てきて、私をジロジロ見ると
「よくぞ、気がついた。…ん?さては貴様、『体は子供、頭脳は大人』この特徴は…間違いない、あの有名な江戸川…」
パシン。乾いた音が部屋に響く。
「誰の体が子供かしら?」
「子供にも容赦しないんですね、リンカさん」

(中略)

ようやく泣き止む女の子。栗原 楓(カエデ)、クリカラの娘さんらしい。ずいぶん若いときの子供だなあ。
「カエデは寂しいと死んでしまうのだよ、遊んでやってくれんかな」
「まあ、どうせヒマだったからいいですけど」
私が返事すると、さっきまで泣いていた顔がぱっと明るくなって
「本当か?じゃあ早速問題出すぞ」
   Do you know a number?=26275127166283279931831633415388?

622716,413183,4123833123,97274131839727933183,97166216,97,97533197538331235127

暗号ですね。これは、ちょっと私にはハードルが高い。
「やっぱり難しいかな?もともとパパに出すつもりで作ったから」
「じゃあ、所長と相談してもいい?」
「いいけど、この問題は絶対パパには解けないからね」
カエデがそう言うと、クリカラはむきになったようで、私から暗号の書かれた紙を取り上げた。
「ふむ、それは聞き捨てならないね。貸して下さいリンカさん」
しばらく、カリカリとメモを取りつつ解読していたが、やがてため息をつくと
「あ、そういうことか…ふむ、まいった、降参だ…リンカさん後は頼んだよ」
「ええ!?無理ですよう、所長が解けないのに私に解けるわけがないじゃないですか」


問題

「リンカさんがギブアップしたから、代わりにみんなで暗号を解いてね。
暗号解読は鍵さえわかったら後は面倒な作業になっちゃうから、暗号を解く鍵と暗号文の最初と最後の文字だけ
囁いてくれれば正解にしちゃいます。
それから、全て解読してパパがなぜ降参したのか囁いてくれた人には感服マークあげちゃいます」byカエデ
編集