クイズ大陸



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?T 2008/10/02 12:55
警部「やや?暗号が変わっていくぞ?あぶりだしか?」

T「…いや、間抜けな出題者のミスでしょう。深く考えてはいけません。」

警部「抗議が聞こえてきそうだな…」

T「まぁ大きく変更がなかったのが幸いです。大きいヒントと
なるかもしれませんね。」

警部「ところできな臭いと思ったのはなんでだ?」

T「広瀬は金持ち、つまり社会的地位がある人です。
それが私のような貧乏探偵に依頼する。ここまでは世間に知られない
配慮と考えてもいいんですがあまりに私に対する対応が雑でした。」

警部「信用がないからだろ?だから暗号で試したわけだし。」

T「それなら暗号を解かせて誰を調べるのか報告して改めて依頼という
形をとるのが普通です。今回は暗号の人物を調べてくれとしか
言われてません。関係ない人を調べて金を払うわけもないだろうし
探偵側も結局お金を貰わなければ意味がありませんし
自信がなければいきなり調べる事はないでしょう。」

警部「まぁそうだがお金を払うつもりがないと?」

T「社会的地位の高い人がそんな事をしても信用に関わります。
おまけに対象を調べてもらわないと依頼する理由もありません。
暗号を解いた時点でそれを報告してもいいんですが
それが危険な気がするんです。」

警部「何故?」

T「最初のやりとりです。何の用だね?依頼をしたのはそちらだ、
解決したのか?依頼を伺っていない。」

警部「変わった冗談だな。」

T「私も最初はそう思ったんですが話を聞いていくうちに
違和感が出てきたんですよ。」

警部「違和感?」

T「もし、探偵に依頼したのを本人が知らなかったら?」

警部「それはないだろう。ちゃんと暗号を見せて依頼している。」

T「そうですね。ただ広瀬は解決したのか?と聞いてきました。
私はそれで依頼をしたのは別の人では?と考えたわけです。
ただそれだと内容があるのはおかしい。だからもし広瀬に探偵がきたら
その暗号を渡して調べてもらうように仕向けていたら?
探偵が来ることも知らせず、もしかしたら別の依頼を
受けた探偵の報告は、広瀬に報告するような仕組みを作っているのでは?とね。」

警部「考えすぎじゃないか?」

T「だといいんですがもしかしたら広瀬は暗号の答えさえ
知らないかもしれない。そして私達も広瀬から依頼を受けているので
本当の依頼人がわからない。暗号がわからない、
あるいは違う人を調べた場合探偵も調べる人物がわからないまま。
犯罪の匂いがする事ならこのような隠れ蓑はあり得ると思ったんですよ。」

警部「可能性の話だな。」

T「それを調べるために依頼の人物を特定するんですよ。
おそらく他の名前も実在していると思います。本当の人物を
見極めて広瀬と繋がりがあるかを調べればわかる事です。
もしそんな仕組みがあるとしたら広瀬をパイプ役に出来るような
もっと大きな背後があるかもと思ったんです。」
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